違法捜査・量刑の相談は弁護士へ~港区の覚せい剤事件で逮捕・起訴

2017-10-03

違法捜査・量刑の相談は弁護士へ~港区の覚せい剤事件で逮捕・起訴

東京都港区で生活するAは、覚せい剤自己使用及び覚せい剤営利目的所持の疑いで、警察官に逮捕された。
警視庁麻布警察署で取調べを受けることとなったが、黙秘を続ける態度に腹を立てた取調官は、Aに対し一方的にその顔や胸部を殴るなどの暴行を加え、Aは一連の暴行により骨折の傷害を負ってしまった。
その後、Aは家族らの協力により刑事事件専門の弁護士を選任し、刑事弁護を依頼することとなり、真摯に反省をするに至り、また家族や知人から更生のための協力も得ることが出来るようになった。
もっとも、Aは取調官から受けた暴行については不満に思っており、どうにかしてこれを自己の裁判において訴えたいと考えていた。
(フィクションです。)

~覚せい剤事件の量刑と違法捜査~

覚せい剤取締法違反事件を起こしてしまったとしても、今回のAのように、その捜査の過程で警察官による違法な暴行行為等があった場合、それが量刑上で考慮される可能性があります(大阪地判平18.9.20参照)。
具体的には、刑事訴追の過程で被告人がいかなる苦痛を被ったかということも広い意味での『犯行後の状況』として量刑上考慮されるべき一事情になり得る、と理解されています。

また、減刑を求める上では、ご家族や周囲の方の理解と協力を得ながら、薬物関係者との接触を断つ、専門の医療機関で治療を受けるなど、薬物犯罪に手を染めないための具体的方策の実施と環境づくりが重要となります。
上記で取り上げた大阪地判について、求刑懲役4年罰金100万円、量刑懲役2年6月罰金20万円という判決がなされましたが、反省の態度や知人による更生の協力あり、このような判決がなされました。

こうした減刑を求める弁護活動については、刑事事件専門の弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士にお任せください。
弊所の弁護士は、覚せい剤事件などの刑事事件を多く取り扱っていますから、違法捜査量刑についてのご相談ももちろん可能です。
ご来所いただける場合、初回無料での法律相談にて、弁護士よりアドバイスが可能です。
逮捕されている方であれば、初回接見サービスをご利用いただくことで、弁護士と直接話をすることができます。
まずは0120-631-881で、ご予約・お申込みをお願いいたします。
警視庁麻布警察署への初回接見費用:35,300円