逮捕予定と言われたら…兵庫県加東市対応の薬物事件に強い弁護士へ

2017-08-05

逮捕予定と言われたら…兵庫県加東市対応の薬物事件に強い弁護士へ

Aは、兵庫県加東市内で、兵庫県加東警察署の警察官から所持品検査を受け、薬物と注射器を発見されてしまった。
その場で簡易検査が行われることとなったが、量がごくわずかであったため、検査をすることができなかった。
もっとも、同薬物が違法な麻薬であることを分かっていたAは観念し、警察官に任意で薬物を提出することにした。
Aは警察官から、正式な鑑定の結果が出次第、逮捕状によってAを逮捕する予定なので逃げたりしないようにと念を押されてしまった。
Aは、今のうちに何か手を打つことはないだろうかと、刑事事件を専門とする法律事務所の弁護士に相談をすることにした。
(フィクションです。)

~逮捕予定と言われたら…~

薬物事件では、職務質問により薬物を所持していることが発覚し、現行犯逮捕されるというケースがあります。
職務質問とは、何らかの犯罪に関係していると疑われるような人を呼び止め、質問をすることをいい、薬物の所持などが疑われる場合には、所持品検査が行われることもあります。
所持品検査の結果、薬物らしいものが見つかると、それが違法な薬物かどうかの簡易検査が行われます。
もっとも、ここで行われる簡易検査は捜査現場での予備的な性格の検査であり、後で改めて正式な鑑定の手続きがとられることが一般です。
多様な薬物が出回っている昨今では、試薬での判断が難しく、簡易検査によってはその場で違法な薬物かどうかの判断ができない場合があります。
また、Aの場合のように、所持する薬物がごく少量で、捜査現場での簡易検査が困難な場合もあり、その場合、その場での検査ではなく後程正式な鑑定をすることになります。
そのような場合には、原則としてその場では被疑者を逮捕せず、正式な鑑定の結果によって、後ほど逮捕状を請求して逮捕するといった手続きが取られます。

今回のAについても同様に、現場での簡易検査ができなかったため、鑑定の結果が出次第、後に逮捕状を請求して逮捕する予定であると警察から告げられてしまっています。
もっとも、このような場合でも、ただ自分が逮捕されることを黙って待つということは得策ではありません。
将来、予定されている逮捕や身柄拘束下での取調べ等の捜査に対して、弁護士に適切な助言を求めて、具体的な対抗策をとるべきでしょう。
これにあたっては、薬物事件についての刑事弁護に精通している弁護士にご相談されることをお勧めします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、刑事事件専門の弁護士です。
薬物事件を起こしてしまい、逮捕されるかもとご心配な方は、まずは弊所の弁護士までご相談ください。
兵庫県加東警察署への初回接見費用:お電話にてお問い合わせください。)