麻薬輸入事件も頼れる弁護士!東京都大田区の薬物事件で逮捕されたら
麻薬輸入事件も頼れる弁護士!東京都大田区の薬物事件で逮捕されたら
Aさんは、B国への旅行中に、見知らぬCさんからとあるカバンを持って帰国するように依頼されました。
Aさんは断ろうとしましたが、家族に危害を加えると脅されてしまいました。
Aさんは仕方なくカバンを持って帰国しましたが、そのカバンの中には麻薬が入っていました。
そして、Aさんは、東京都大田区の空港で、麻薬輸入罪の容疑で警視庁東京空港警察署の警察官に逮捕されてしまいました。
(フィクションです)
~薬物の輸入~
薬物を国外から日本国内に運び入れた場合、それぞれの薬物につき輸入罪が成立する可能性があります。
麻薬の輸入の場合、営利目的がなければ1年以上10年以下の懲役、営利目的があれば1年以上の有期懲役で500万円以下の罰金が併科されることもあります。
ただ、今回のAさんのような場合、輸入罪が成立するとは簡単には言い切れないのです。
犯罪が成立するためには故意が必要です。
今回の場合であれば、Aさんに麻薬の輸入の故意があったのかが問題となります。
要するに、カバンの中に麻薬が入っているとの認識がAさんにあったのかが争点となります。
今回と同様の薬物事件の裁判例では、被告人は有罪とされています(東京高裁平成19年10月1日判決)。
その裁判では、麻薬を含む違法薬物が入っていることの認識があったと判断されています。
その理由としては、
①違法薬物が誤って手荷物に混入することは通常あり得ない
②スーツケース底部に異様な厚みがあることを認識していた
などの事情が挙げられ、違法薬物が入っていることを認識していたと合理的に推認していたとされています。
「実際に知っていた」か否かは内心に関わる問題ですので、その立証も難しくなります。
だからこそ、このような麻薬輸入事件では、薬物事件を専門に扱う弁護士の力が必要になるのです。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、薬物事件を含む刑事事件専門の法律事務所です。
今までにも、数多くの薬物事件の弁護活動を担当してきました。
弊所では、24時間365日、年中無休でフリーダイヤル(0120-631-881)にて無料相談のご予約をお取りいたします。
すでに逮捕されている場合には初回接見サービスもご利用いただけます。
(警視庁東京空港警察署 初回接見費用:3万9,000円)