大麻所持事件に強い弁護士へ!東京都国立市の薬物事件で逮捕なら

2017-07-24

大麻所持事件に強い弁護士へ!東京都国立市の薬物事件で逮捕なら

東京都国立市在住のAさんは、大麻の入ったバッグを電車内に忘れてしまいました。
乗客がバッグを駅員に届けたことにより、Aさんの大麻所持と同時に、Aさんの自宅等も発覚してしまいました。
後日、Aさんは大麻取締法違反の所持の容疑で、警視庁立川警察署逮捕されてしまいました。
Aさんは、置き忘れたバッグの中に入っていた大麻を「所持」していたことになるのか、家族の依頼で接見に訪れた弁護士に相談することにしました。
(フィクションです)

~大麻の所持~

今回、Aさんのバッグの中から大麻が発見されました。
そうだとすると、Aさんについて大麻所持罪になるのは明らかだと思う方もいるでしょう。
しかし、Aさんは電車内に大麻の入ったバッグを置き忘れてしまっています。
このような場合でも、Aさんは大麻を所持していたといえるのでしょうか。

今回の薬物事件と同じようなケースの判例として、東京高裁平成14年2月28日判決があります。
この裁判例では、覚せい剤の入った紙袋を置き忘れて車両を移動した時点での所持は認められませんでした。
①不特定の乗客により紙袋を拾われる可能性があったこと
②被告人は覚せい剤の存在自体を失念していた可能性が高いこと
この2点が重視され、判例は覚せい剤の所持を認めませんでした。
ちなみに、裁判例では座席を移動する以前、置忘れの前の時点での所持を認め、被告人は有罪となりました。

この裁判例に照らすと、今回のAさんも大麻の所持を争うことができる可能性があります。
ただ、そのような主張をするためには、薬物事件についてもっと精査しなければなりませんし、事件ごとの詳細な事情にも大きく影響されます。
このような弁護活動は刑事事件を専門に扱う弁護士に依頼するべきではないでしょうか。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は薬物事件を含む刑事事件専門の法律事務所です。
今までにも多くの薬物事件を解決に導いてきました。
刑事事件専門だからこそ、過去の裁判例と今回の事件の対比や精査も綿密に行うことができます。
薬物事件でお困りの方は、すぐに弊所のフリーダイヤル(0120-631-881)にお電話頂ければ、無料相談のご予約をお取りいたします。
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警視庁立川警察署 初回接見費用:3万7,100円