麻薬特例法違反事件で逮捕 東京都墨田区の弁護士が裁判員裁判
麻薬特例法違反事件で逮捕 東京都墨田区の弁護士が裁判員裁判
Aさんは、麻薬特例法違反事件の被疑者として逮捕され、テレビなどでも大きく報道されました。
この事件は、法定刑が無期懲役を含んでいるということもあり、裁判員裁判に付されることになります。
警視庁向島警察署に初回接見に訪れた弁護士からこのことを聞いたAさんは、思っていた以上に大事になり、驚いた様子でした。
(フィクションです)
~麻薬特例法違反事件と裁判員裁判~
麻薬特例法違反事件の検挙件数は、それほど多くありません。
平成26年の検挙件数は、わずか41件です。
それ以前でも、50件を下回る程度にしか検挙されていないようです(以上、平成27年犯罪白書より)。
こうした数値になるのは、麻薬取締法の刑が極めて重いことも影響しているようです。
重い刑罰を科す可能性があるケースでは、捜査にも慎重さが求められ、安易な検挙は避けられるからです。
麻薬取締法5条(業として行う不法輸入等)では、無期懲役刑も定められています。
麻薬取締法5条に違反した場合は、その刑の重さゆえに、裁判員裁判の対象になります。
裁判員裁判というと、殺人事件や強姦致死事件などを思い浮かべるかもしれませんが、こうした薬物事件も対象になります。
裁判員裁判では、一般の市民が被告人を裁くことになります。
麻薬の不法輸入のような、なかなかイメージのわきにくい事件でも、何ら知識のない一般市民が裁判員となります。
このことは、弁護士にとって、とても大きな負担になります。
法律の専門時効を一般の方にもわかりやすく説明するには、様々な工夫が必要だからです。
法廷で配布する資料のビジュアルに気を使ったり、説明する言葉を平易にしたり、普段はしない気配りを求められます。
こうした法廷活動には、まさに豊富な弁護経験が求められます。
裁判員裁判で弁護士を付けたいのであれば、迷わず刑事事件専門の弁護士を探すべきです。
裁判員裁判は、経験のある弁護士でも一筋縄ではいかぬ難しさがあります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、薬物事件をはじめ多数の刑事事件を解決に導いてきた実績があります。
もちろん、これまでに裁判員裁判も経験してきました。
これまでに培ってきた経験を活かし、弊所の総力を挙げて、依頼者様の利益を守ります。
警視庁向島警察署の初回接見費用は、0120-631-881まで、お問い合わせください。