贖罪寄付を考えるなら弁護士に相談!東京都江戸川区の覚せい剤事件で逮捕

2018-03-13

贖罪寄付を考えるなら弁護士に相談!東京都江戸川区の覚せい剤事件で逮捕

東京都江戸川区在住の30代男性のAさんは、覚せい剤を所持したとして、逮捕されてしまいました。
Aさんは自分が犯してしまった事件を反省し、Aさんの家族の依頼で初回接見(面会)に来た弁護士に、刑事処分を少しでも軽くできないかと相談したところ、「贖罪寄付」という制度があることを知りました。
(フィクションです。)

~薬物事件と贖罪寄付~

痴漢や盗撮などの被害者がいる事件の場合、被害者と示談をすることで被害感情を緩和し、被害弁償がなされたことによって刑事処罰の軽減を図ることができます。
しかし、事例のAさんのように、被害者がいない薬物事件において刑事処罰を軽くする手立てとして、「贖罪寄付」を検討することができます。
贖罪寄付」とは一体どのようなものなのでしょうか。

贖罪寄付(しょくざいきふ)」とは、刑事事件を起こした方が、反省の思いを形にするために、慈善団体などに寄付をし、寄付したお金を公益活動に役立ててもらう制度のことをいいます。
寄付する慈善団体の一例としては、日本弁護士連合会や各都道府県の弁護士会、公益法人、ユニセフなどがあります。
例えば、日本弁護士連合会に贖罪寄付をすると、「贖罪寄付証明書」を発行してもらえ、その証明書を検察官や裁判所に提出することで、情状として考慮してもらえるようにできます。

もちろん、検察官や裁判官は、寄付の有無や寄付の金額だけではなく、ご本人の反省状況や再発防止に向けた取り組み、ご家族の監督状況などの諸事情も総合的に検討して、事件の処分を判断しています。
贖罪寄付をすれば必ず軽い刑事処分を獲得できるというわけではないことに注意が必要ですが、刑を軽くする可能性を高めることができるでしょう。
少しでも刑事処分を軽くしたいと考える方は、弁護士贖罪寄付をすべきか、贖罪寄付するとしたらどれくらいの金額を寄付するのかを話し合うとよいでしょう。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、覚せい剤使用事件などの刑事事件を専門に取り扱っている法律事務所です。
ご家族が覚せい剤使用事件で逮捕されてしまい初回接見をお考えの方、贖罪寄付について弁護士に相談したいとお考えの方は、ぜひ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
警視庁小岩警察署 初回接見費用 37,500円