【岐阜県高山市の逮捕対応】覚せい剤の簡易鑑定に詳しい弁護士

2017-10-21

【岐阜県高山市の逮捕対応】覚せい剤の簡易鑑定に詳しい弁護士

ある日Aは、岐阜県高山市の路上で職務質問を受け、応援に駆け付けた岐阜県高山警察署の警察官が覚せい剤簡易鑑定を実施しました。
すると陽性反応が出たため、Aは覚せい剤取締法違反(使用)の容疑で逮捕されました。
ところが、その後行われた本鑑定で陰性反応が出たため、Aは12時間後釈放されました。
(このストーリーは平成29年10月16日掲載の時事通信を元にしたフィクションです。)

~覚せい剤取締法違反(使用)と簡易鑑定~

覚せい剤などの薬物事件の捜査の端緒として、臨場した警察官が行う簡易鑑定が挙げられます。
簡易鑑定とは、現場で発見された薬物と思われるものに対して行われるものです。
現在警察の捜査現場で使用されている覚せい剤簡易鑑定の方法は①覚せい剤試薬による簡易鑑定と②X・チェッカーの2通りがあります。
①は覚せい剤と思われるものに異なる3種類の溶液を滴下し、色の変化を観察するものです。
②は樹脂製の試験管中に3種類の溶液が入っており、ここに覚せい剤と思われるものを入れて折り曲げ、振り混ぜて色の変化を観察するものです。
①と②の結果、青藍色に変化した場合、陽性と判断されます。
もっとも、簡易鑑定の結果、青藍色に変化したからといって、直ちに覚せい剤と断定することは出来ません。
①と②の方法は、古くから日本で流通してきた「結晶タイプの覚せい剤」に特化した鑑定方法であって、多様な脱法ドラッグの中にも陽性反応を示してしまうものが出てくる可能性は十分にあります。

今回の事件で簡易鑑定と本鑑定の結果が違った理由は不明です。
しかし、これまで述べたように誤認逮捕の可能性をはらんでいる薬物の簡易鑑定について、まずは弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士に相談いただくことをお勧めいたします。
岐阜県の覚せい剤取締法違反(使用)事件をはじめとする薬物事件に強く、警察の捜査内容に詳しい弁護士が丁寧にご質問にお答えいたします。
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