勾留阻止のための弁護活動…大阪府豊能郡の大麻栽培事件で困ったら

2017-10-22

勾留阻止のための弁護活動…大阪府豊能郡の大麻栽培事件で困ったら

Aは、大阪府豊能郡にある自宅で大麻を栽培し、知人Xに有償で譲渡した大麻取締法違反の疑いで、大阪府豊能警察署逮捕された。
逮捕後、Aはすぐに知人を介して刑事事件を専門とする弁護士に、身柄解放含む、自身の弁護活動を依頼することにした。
(フィクションです。)

~大麻の栽培と身体拘束~

大麻は、知覚機能や短期記憶、学習機能、運動機能への悪影響や、精神病の誘発等の危険な薬理作用を有する違法な薬物です。
大麻取締法では、無許可・無免許での栽培・輸出入・所持・譲渡・譲受等について罰則を設けています。
例えば、過去の量刑判断を見てみると、前刑の執行猶予期間満了後間もない犯行で、大麻栽培及び同所持事件の場合で、求刑懲役1年6月、量刑懲役10月という事例があります。

大麻取締法違反事件の場合、逮捕から勾留起訴、起訴後勾留まで、身柄拘束が長期化しやすいといえます。
それは、大麻等といった犯罪の客観的な証拠があるほか、入手あるいは売却ルートなどの解明をする必要があると共に、共犯者がいるなどの場合には、証拠隠滅をしやすいことなどの理由によるからです。

逮捕勾留による長期の身柄拘束は、被疑者・被告人のその後の社会復帰にも悪影響を及ぼすため、早期に身柄拘束を解くための弁護活動が必要になります。
具体的には、起訴前の段階であれば、検察官に対して勾留請求をしないよう、また裁判官に対しては勾留の決定をしないよう説得を試みるなどの弁護活動が想定されます。
勾留が決定されてしまっても、勾留決定を覆すように不服申し立てを行うことも可能です。
起訴後の段階では、保釈といった身柄解放のための弁護活動も想定されます。
こうした身柄解放のための弁護活動は、刑事弁護を専門に取り扱う弁護士にご相談されることをお勧めします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、刑事事件専門です。
弊所の初回無料法律相談初回接見サービスでは、弁護士から直接、勾留阻止等の身柄解放活動や今後の刑事手続きの流れについて詳しい話を聞くことができます。
初回無料法律相談や初回接見サービスのお申込みは、0120-631-881でいつでも可能です。
大阪府豊能警察署への初回接見費用:上記フリーダイヤルまでお問い合わせください)