大阪府阪南市の外国人による大麻所持事件 薬物事件は刑事弁護士
大阪府阪南市の外国人による大麻所持事件 薬物事件は刑事弁護士
Aは外国人であり、大麻は自国では合法とされていたため、日本国内でも合法であるという認識をもっていた。
日本に滞在し、数か月が経過した後、大阪府阪南市の路上で警察官から職務質問を受け、所持品検査から大麻が見つかったため、Aは大麻取締法違反で大阪府泉南警察署に逮捕された。
(フィクションです)
~違法性の意識は必要か~
大麻取締法違反による、営利目的のない大麻所持罪の法定刑は「7年以下の懲役」となります。
ただし、今回の事例の外国人Aには「大麻所持が日本国内において違法である」との認識=違法性の認識はありませんでした。
犯罪として罰するためには、違法性の意識が必要なのでしょうか。
この点において、「違法性の意識の可能性があればいい」という考え方があります。
Aが日本国内で大麻を所持することは違法である可能性を意識していればいいということになります。
この考え方に従えば、違法性の意識の可能性すらなければ、犯罪は成立しないということになります。
しかしながら、Aは数か月という短くはない期間日本に滞在しているため、大麻に関する違法性の意識の可能性すらないというのはなかなか難しいと考えられます。
もっとも、公的機関が誤って「大麻は合法であるので許される」とAに伝えていた場合には違法性の意識が否定される可能性もあります。
このように、刑事事件では本人の内心の部分も影響してくることがあります。
ですので、刑事事件に詳しい法的知識を有する弁護士に相談・依頼し、無実を主張していくことが必要です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、薬物事件を含む刑事事件専門の法律事務所です。
今まで多くの薬物事件を取り扱ってきた実績があります。
外国人の方の薬物事件であっても。対応することが可能です。
薬物事件でお困りの方は、すぐに弊所の無料相談予約窓口までお電話ください(0120-631-881)。
事件の当事者が逮捕されている場合には、初回接見サービスをご案内させていただきます。
(大阪府泉南警察署 初回接見費用:40,500円)