泉佐野市の覚せい剤所持事件で逮捕 職務質問のご相談なら弁護士に

2018-02-16

泉佐野市の覚せい剤所持事件で逮捕 職務質問のご相談なら弁護士に

Aは大阪府泉佐野市の路上を通行中に、警ら中の大阪府泉佐野警察署の警察官から職務質問を受けた。
Aは、警察官からの質問を拒否し、警察官に対して身分証の提示を要求し、写真を撮った。
その場でAは、リアルタイムにインターネットで動画を配信できるアプリケーションを用いて、警察官からの職務質問の様子を配信した。
警察官は、質問を継続するために応援を呼び、所持品検査をして、Aを覚せい剤所持罪の疑いで逮捕した。
(フィクションです)

~職務質問は任意捜査だから拒否できるか?~

逮捕や捜索差押えのような捜査活動は「強制捜査」であり、強制的に執行されます。
職務質問は、このような強制捜査ではなく、「任意捜査」に当たります。
そのため、職務質問によって警察官からされる質問や所持品検査については、原則として、応じる義務はありません。
しかし、職務質問が任意捜査だからといって、職務質問を無視したり、警察官を挑発するようなことはしないほうがいい場合が多いです。
「職務質問 拒否」等で検索すると、職務質問をしてきた警察官に過激な対応をする動画や記事も散見されます。
しかし、そのような対応をしても、より捜査機関が犯罪の嫌疑を強めたり、警察官の応援を呼ばれたりする事態になる可能性があります。
行き過ぎて警察官に暴力をふるう等すれば、公務執行妨害罪となる可能性もあります。

職務質問に誠実に対応すれば、証拠隠滅や逃亡のおそれを警察側が警戒しているケースでなければ、多くの場合に、すぐに帰ることができると考えられます。
覚せい剤が見つかった場合でも、その場では逮捕されずに、後日取調べに呼ばれる、というケースもあります。
そうなれば、次回の取調べまでの間に弁護士法律相談して、警察取調べ対応のアドバイスを求めることも可能です。
それでも、もし職務質問をきっかけとして逮捕されてしまった場合には、家族等を通じて、弁護士にアドバイスをもらうことが望ましいでしょう。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、職務質問対応や、警察取調べ対応の相談もお受けしています。
職務質問や取調べでお困りの方は、ぜひご相談ください。
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