横浜市神奈川区 覚せい剤使用者に無罪判決 薬物事件に強い弁護士

2018-06-16

横浜市神奈川区 覚せい剤使用者に無罪判決 薬物事件に強い弁護士

横浜市神奈川区に住むAさんは,覚せい剤使用の常習者であるVさんと同居していたことから覚せい剤使用の疑いを持たれ,尿検査の結果が陽性だったことから,神奈川県神奈川警察署覚せい剤取締法違反(使用)で逮捕され,その後起訴されました。
Aさんとしては全く身に覚えがなく,捜査段階から一貫して否認しています。
Aさんは,裁判で,私選の弁護士に,「VさんがAさんの飲み物の中に勝手に覚せい剤を混入していたこと」などを証明してもらい,無罪判決を獲得することができました。
(フィクションです)

~ 覚せい剤使用罪での無罪判決 ~

覚せい剤使用罪において,尿中に覚せい剤成分が含まれていたという結果は,その人が覚せい剤を使用したことを強く推認させる事実(間接事実)であることは間違いありません
しかし,覚せい剤使用罪は故意犯であり,覚せい剤を使用した事実の他に,その人がその使用した物を覚せい剤であると認識し,その物を自らの意思で体内に摂取したこと(故意)が証明されなければならないのです。

したがって,覚せい剤使用罪の裁判では,事例のように,覚せい剤使用の故意の有無が争点となる場合が多いです。
他に,警察の尿の採取に至る過程(職務質問,所持品検査)や採取手続き等に違法又は重大な瑕疵があるとして,手続き面の違法性等が争点となることもあります。

仮に,裁判で,覚せい剤使用の故意がない,あるいは,尿の採取過程,手続きに違法性あるいは重大な瑕疵があると認められた場合は無罪判決を受けることになります。

このように覚せい剤等の薬物事件であっても無罪判決を獲得できる場合があります。
もし,身に覚えのない薬物事件で疑いをかけられたり,警察官の捜査が違法だと感じている方がおられましたら,薬物事件に弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までお気軽にお電話ください。
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神奈川警察署までの初回接見費用:35,400円)