薬物犯罪で減刑に強い弁護士~福岡市博多区で覚せい剤・大麻所持で逮捕

2017-09-06

薬物犯罪で減刑に強い弁護士~福岡市博多区で覚せい剤・大麻所持で逮捕

Aは,福岡市博多区内において警察官から所持品検査を受けた際,覚せい剤大麻を所持していたのを見つかり,覚せい剤取締法違反大麻取締法違反の容疑で,福岡県博多臨港警察署逮捕されてしまった。
また,Aには過去にも薬物犯罪の前科があったことが分かり,今回の犯行は懲役刑の刑期を終えてからわずか数年後の犯行であったことも判明した。
Aの子は,Aは今回が初犯でないことから再度実刑判決を受けてしまうことを予想して,できる限り減刑を求めることはできないかと,刑事事件を専門とする弁護士に相談することにした。
(フィクションです。)

~複数の薬物犯罪と減刑~

刑事事件の量刑について大まかに言うと,犯情事実により大枠が決定され,その枠内で刑を微調整させる要素として一般情状事実を被告人にとって有利ないし不利に考慮することで最終的に決まります。
薬物犯罪は再犯率の非常に高い犯罪ですので,初犯であるかどうかは非常に大きな判断基準になるところ,今回のAは前科があり初犯ではないため,執行猶予が付くことは難しいといえます。
次に,大麻覚せい剤などをどのくらいの量所持していたのか,どれくらい使用したのか等についても判断基準となります。
また,薬物にどれくらい依存しているのか,常習性があるのか,再犯の可能性があるか等も大きな判断基準となります。
再犯率の非常に高い薬物犯罪においては,再犯のおそれが認められてしまうと,長期間をかけて更生させる必要があると判断されてしまい,刑期が長くなってしまいます。
過去には,前科ありの前刑終了後数年以内の犯行で,覚せい剤大麻所持を行い,求刑懲役2年6月,量刑懲役1年10月となった事例があります。

薬物犯罪の成立に争いのない場合,薬物への依存性又は常習性がなく,再犯の危険がないことなどを裁判官に理解してもらい,量刑を軽減するような弁護活動を行います。
減刑を求める上では,ご家族や周囲の方の理解と協力を得ながら,薬物関係者との接触を断つ,専門の医療機関で治療を受けるなど,薬物犯罪に手をそめないための具体的方策の実施と環境づくりが非常に重要となります。
こうした刑事弁護については,薬物犯罪の弁護活動を多数手がけている,専門の弁護士にご依頼されることをお勧めします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士刑事事件専門であり,薬物犯罪についての刑事弁護活動も多数承っております。
減刑を求める弁護活動についてのご相談は、弊所までお問い合わせください。
福岡県博多臨港警察署への初回接見費用:3万6,100円