(逮捕)兵庫県伊丹市の覚せい剤事件 違法捜査を見逃さない弁護士

2017-01-01

(逮捕)兵庫県伊丹市の覚せい剤事件 違法捜査を見逃さない弁護士

兵庫県に住むAさんは、自分のお店を持つのが夢でした。
早く店の開店資金を稼ぎたいと思っていたところ、海外に住む友人を通じて覚せい剤を手にいて、クラブなどで売ることを思いつき、実行しました。
ある日、海外からの郵便物に大量の覚せい剤が入っていることが発覚し、兵庫県警伊丹警察署の警察官に覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕されました。
Aさんは、事前に逮捕に備えていたため、弁護士による接見(面会)をスムーズに受けることができました。
(フィクションです)

覚せい剤事件の捜査の方法にコントロールド・デリバリーという方法があります。
コントロールド・デリバリーとは、覚せい剤の取締り当局が、覚せい剤であることが分かっていても、それをその場で押収せず、捜査機関の監視の下に流通を許容し、追跡して、その不正取引に関与する人物を特定するための捜査手法のことです。
そして、コントロールド・デリバリーは、クリーン・コントロールド・デリバリーとライブ・コントロールド・デリバリーに分類されることがあります。
クリーン・コントロールド・デリバリーとは、禁制品を他の物品に入れ替えて流通させる操作手法で、ライブ・コントロールド・デリバリーとは、禁制品を押収しないで流通させる手法です。

コントロールド・デリバリーは、任意捜査ですので法律に規定がなくても行うことができます。
「国際的な協力の下に規制薬物に係る不正行為を助長する行為等の防止を図るための麻薬及び向精神薬取締法等の特例等に関する法律」(いわゆる「麻薬特例法」と呼ばれる法律です)には、ライブ・コントロールド・デリバリーを認める規定があります。
しかし、捜査が、流通させることによって捜査を受ける者、つまり、被追跡者となる者の意思決定を支配してしまうような手法となった場合は、任意捜査とはいえません。 
無令状で任意捜査とはいえない捜査、強制捜査を行うことは違法捜査にあたります。

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(兵庫県警伊丹警察署の初回接見費用:3万8300円)