三重県鈴鹿市のヘロイン所持事件で逮捕 海外での前科や前歴に詳しい弁護士

2017-01-17

三重県鈴鹿市のヘロイン所持事件で逮捕 海外での前科や前歴に詳しい弁護士

Aさんの友人は、自宅にいたところを三重県鈴鹿警察署逮捕されました。
麻薬及び向精神薬取締法で規制されているヘロインを所持していた容疑です。
友人の依頼を受けた弁護士が接見を行ったところ、Aさんには、海外で刑事事件手続きにかけられた前歴があるようです。
(フィクションです)

~海外での前歴は量刑に影響するのか?~

ヘロイン所持事件のような薬物事件に関与してしまう方の中には、再犯である方も多いです。
再犯者が多いのは、違法薬物の依存性ゆえでしょう。
こうした方々に共通するのは、皆さん前科前歴があるということです。
前科や前歴の有無は、刑事裁判の過程で量刑にも影響を及ぼす可能性があります。
弁護士あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士が対応する相談者にも、前科や前歴を気にされる方は多数いらっしゃいます。

さて、ここでいう前科や前歴は、言うまでもなく日本国内のものであることをご理解いただけると思います。
では、海外で前科や前歴があるときは、どうなるのでしょうか。

今回は、海外での前歴が量刑に与える影響について示した判例をご紹介したいと思います。
「他国の刑事事件手続きにおける前歴を日本における前歴と同様に評価し、量刑を定める一事情として考慮することが適切であるなどとはいえないことは明らか」としたのは、広島高等裁判所の判決です。
この広島高判平成22年7月28日判決は、強制わいせつ致死罪や殺人罪などで起訴された刑事裁判ですが、薬物事件でも同様に考えることができるでしょう。
ちなみに、この裁判では、被告人に海外で2回性犯罪の刑事訴追を受けた前歴が問題となりました。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件専門の法律事務所ですから、前科や前歴に関するお悩みも受け付けております。
ヘロインは、違法薬物の中で最も重い刑罰が定められています。
できるだけ早く弁護士に相談し、一日でも早い解決を目指しましょう。
ヘロイン所持事件で逮捕されてしまった場合には、弁護士を警察署に派遣できる初回接見サービスもございます。
三重県鈴鹿警察署の初回接見費用:4万1700円