三重県大台町の大麻取締法違反事件で逮捕 接見禁止処分には弁護士

2017-12-23

三重県大台町の大麻取締法違反事件で逮捕 接見禁止処分には弁護士

Aさんは、三重県大台町の自宅で栽培していた大麻を、友人の家で使用していましたが、ある日、三重県大台警察署の警察官に、大麻取締法違反の容疑で逮捕されてしまいました。
Aさんは、逮捕の後に勾留の決定がなされたのですが、その際、自宅で大麻を栽培していたということもあり、家族による罪証隠滅のおそれがあるとのことで、Aさんには接見禁止の処分が付いてしまいました。
(フィクションです。)

~大麻取締法違反と接見禁止処分~

大麻取締法」とは、無免許・無許可で大麻を輸出入・栽培、所持等の行為を処罰する法律のことを言います。
大麻の摂取行為というのは、知覚機能や学習障害等への影響があり、また他の違法薬物と同様に依存性があると言われています。
そのため、大麻等の違法薬物を一度使用してしまうと、家族の説得や、また本人の意思ではなかなか止められず、大麻取締法違反等で逮捕されるまで何度も繰り返してしまう傾向があります。

上記のAさんは、自宅で大麻を栽培していたため、接見(面会)の際に家族に相談してしまうことで罪証隠滅のおそれがあると考えられ、「接見禁止処分」が付されてしまいました。
接見禁止処分」とは、警察署などの留置施設に勾留中の被疑者・被告人が、弁護士以外の者との接見(面会)や手紙等の書類の授受等を禁止する処分のことをいいます。
弁護士以外の者とは、たとえ家族であっても、一切、被疑者・被告人とはることができません。
そのため、「接見禁止処分」が付されている間は、被疑者・被告人は、誰とも相談することができず、1人で警察などの留置施設で過ごし、取調べの対応をしなくてはならないのです。

しかし、弁護士には「接見交通権」という権利が保障されているため、ご家族の方などが接見(面会)できないような状況の時にも、被疑者・被告人とは接見(面会)することが可能です
ですので、「接見禁止処分」が付されている時こそ、早期に弁護士に接見(面会)を依頼し、被疑者・被告人の状況確認などに動いてもらうことをおすすめします。
被疑者・被告人が弁護士と会って話して今後の対応や見通しについて聞くだけでも精神的負担を軽減できますし、弁護士からご家族からの伝言もお伝えすることもできます。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、大麻取締法違反事件などを扱う刑事事件専門の法律事務所です。
接見禁止処分がついてしまってお困りの方は、まずは弊所の弁護士までご相談ください。
三重県大台警察署への初回接見0120-631-881からいつでもお申込みいただけます)