京都府の薬物犯罪を犯して逮捕 弁護士に相談すれば解決するのか? 

2016-10-08

京都府の薬物犯罪を犯して逮捕 弁護士に相談すれば解決するのか? 

今回は、逮捕という制度について説明したいと思います。
あいち刑事事件総合法律事務所には、薬物犯罪に関する相談も多く寄せられています。
こうした相談の中には、
逮捕されたくない」「逮捕される可能性はどれくらいあるのか?」
といった内容のものもたくさんあります。
そのような言葉を聞くと、相談者の方々がどれほど逮捕を恐れているのか、強く感じさせられます。

【逮捕について】

逮捕は、被疑者に対して最初に行われる強制的な身体拘束処分です。
通常の逮捕は事前に逮捕状の発布を必要とします。
警察が事件の捜査を行う上で被疑者の逮捕はとても重要な捜査方法の一環といえますが、犯罪行為をした者は必ず逮捕されるというわけではありません。
逮捕には理由と必要性という二つの要件があり、この二つを満たしていなければ罪を犯していたとしても逮捕はされません。

・逮捕の理由とは、罪を犯したことを疑うに足りる相当な理由をいいます。
・逮捕の必要性とは、逃亡又は罪証隠滅のおそれ等をいい、その有無は、被疑者の年齢及び境遇並びに犯罪の軽重及び態様その他諸般の事情に照らして判断されます。

例えば何者かによる告発があれば、逮捕の理由の要件は満たすと考えられますが、逮捕の必要性の要件については、裁判官の判断によるといえます。
すると、自首することで逮捕の必要性が低いと判断されれば、逮捕される危険性を下げられる可能性もあります。
薬物犯罪を犯したから絶対に逮捕されるとも言い切れませんから、「逮捕されるかも」と不安に思ったら、まずは弁護士に相談することをお勧めします。
なお、軽微な犯罪であれば逃亡・罪証隠滅のおそれのほかに、住居不定又は任意出頭の要求に対する不出頭という要件が加重されます。

あいち刑事事件総合法律事務所では、京都府警東山警察署の管轄区域での薬物犯罪をはじめ、京都府全域を対象に刑事弁護活動を展開しています。
薬物犯罪弁護士をお探しの方は、ぜひ弊所までご連絡ください。
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(京都府警東山警察署の初回接見費用:3万4100円)