京都府京都市の危険ドラッグ所持事件で逮捕 刑事事件専門の弁護士
京都府京都市の危険ドラッグ所持事件で逮捕 刑事事件専門の弁護士
京都府京都市下京区現住のAさんは、友人から、いわゆる危険ドラッグを預かってくれと言われ、預かるだけならいいかと、危険ドラッグを受け取り、所持していました。
そこへ、見回りをしていた京都府警下京警察署の警察官が、Aさんに職務質問を行いました。
その途中で所持品検査を受けたAさんの鞄から、危険ドラッグが出てきたため、警察官はAさんを、薬事法違反の疑いで逮捕しました。
(※この事例はフィクションです。)
・危険ドラッグについて
危険ドラッグとは、脱法ドラッグや違法ドラッグ、脱法ハーブなどとも呼ばれるもので、麻薬や覚せい剤と同様の成分が入っているものです。
最近では、アロマやハーブ、お香と称して販売されていることもあるそうです。
この危険ドラッグについては、いわゆる薬事法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)に定めがあります。
薬事法76条の4では、指定薬物(=危険ドラッグ)について、製造、輸入、販売、授与、所持、購入、譲渡、医療等の目的以外の使用を禁止しています。
上記の事例で、Aさんは友人の危険ドラッグを預かって持っていただけですが、薬事法では、単純に所持をしていることも禁止されているので、Aさんは薬事法違反となります。
この薬事法に違反した場合、3年以下の懲役又は300万円以下の罰金、若しくはこれを併科されることとなります(薬事法84条20号)。
さらに、製造や販売、所持、輸入などを、業として行った場合は、5年以下の懲役又は500万円の罰金、若しくはこれを併科されることとなります(薬事法83条の9)。
上記の事例のAさんは、友人から危険ドラッグを預かっていただけで、業とする目的で危険ドラッグを所持していたわけではないので、3年以下の懲役又は300万円の罰金、若しくはそれらの併科となる可能性があります。
あいち刑事事件総合法律事務所の刑事事件専門の弁護士は、危険ドラッグを所持した疑いで逮捕されて困っている方、薬事法違反で逮捕されそうで不安に思っている方のご相談をお待ちしております。
刑事事件のことは、刑事事件専門の弁護士に任せましょう。
あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、初回無料相談や、初回接見サービスなども行っております。
(京都府警下京警察署までの初回接見費用:3万3800円)