神戸市中央区の薬物事件 証拠隠滅で公務執行妨害罪 刑の減軽を目指す弁護士
神戸市中央区の薬物事件 証拠隠滅で公務執行妨害罪 刑の減軽を目指す弁護士
神戸市中央区在住のAさんは、自宅において覚せい剤を所持している疑いが持たれ、兵庫県警察葺合警察署に自宅を捜索されました。
その際、兵庫県警察葺合警察署の警察官が覚せい剤注射液入りのアンプルを差し押さえたところ、突然Aさんがそのアンプルを足で踏んで破壊しました。
結局Aさんは逮捕され、覚せい剤取締法違反(覚せい剤所持)の罪だけでなく公務執行妨害罪の疑いも持たれることとなりました。
Aさんの弁護士は、刑の減軽を目指す弁護活動を行うことにしました。
(過去の裁判例に基づくフィクションです)
【証拠隠滅で公務執行妨害罪に】
薬物事件においては、薬物という物的証拠の存在が犯罪立証のうえで極めて重要な役割を果たします。
その薬物を損壊することは、証拠隠滅行為として時に大きなリスクを孕んでいます。
過去の裁判例では、差し押さえられた覚せい剤注射液入りアンプルの損壊について、公務執行妨害罪の成立を認めています。
これは、警察官が差し押さえた当該アンプルの破壊という行為が、公務執行妨害罪における「暴行」と捉えられたためだと考えられます。
仮に薬物犯罪と併せて公務執行妨害罪が成立するとなると、重い刑が科される可能性は非常に高くなるでしょう。
【証拠隠滅をしても刑の減軽は目指せる?】
裁判官は、有罪だとして量刑を決定する際、被告人の反省の有無およびその程度を重要視します。
そのため、刑の減軽を狙ううえでは、反省の態度を積極的にアピールすることが大切になってきます。
公務執行妨害罪の成否を問わず、証拠隠滅行為は自己の過ちを隠蔽するものとして不利な事情となります。
もし上記事例で刑の減軽を目指すのであれば、事件を弁護士に依頼し、証拠隠滅によるマイナス分を取り戻せるような弁護活動をしてもらうべきです。
刑事事件に強い弁護士であれば、刑の減軽を目指すうえで重要な事情を、個別の事案に合わせて適切にピックアップしてくれるでしょう。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、薬物事件に強い刑事事件専門の弁護士が、刑の減軽を目指して充実した弁護活動を行います。
覚せい剤所持を疑われた、証拠隠滅をしてしまったという場合は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
(兵庫県警察葺合警察署 初回接見費用:34,900円)