福岡県宗像市で単純覚せい剤所持罪

2019-01-22

福岡県宗像市で単純覚せい剤所持罪

~事件例~

Aは、覚せい剤をポケットに入れたまま、福岡県宗像市内の繁華街を飲み歩いていましたが、特異な挙動を福岡県警察宗像警察署の警察官に見られ、職務質問を受けることになりました。
ポケットの中身の確認を求められ、しぶしぶ同意してポケットの中身を出すと、覚せい剤の入った袋が落ち、簡易検査の結果、陽性反応がでたので、単純覚せい剤所持罪の疑いで現行犯逮捕されてしまいました。
(フィクションです)

~現行犯逮捕とは~

現に犯罪を行い、または行い終わったものを現行犯人といいます(刑事訴訟法第212条1項)。
そして、現行犯人は、令状なく、誰でも逮捕することができます(刑事訴訟法第213条)。
今回は、Aさんが携帯していたポケット中の袋の中身が覚せい剤であったことが検査により確認されたので、単純覚せい剤所持の現行犯人として逮捕されたということです。

~Aさんは今後どうなるか?~

Aさんは、福岡県宗像警察署に「引致」された後、警察官から犯罪事実の要旨、弁護人選任権があることを告知され、その上で弁解の機会が与えられます。。
そして、身体拘束を続けて捜査を行う場合には、48時間以内に検察官へ事件を送致します。
検察官は、Aさんを取調べた上で、身柄を受け取った時から24時間以内に勾留請求をするか、釈放するか、起訴するかを判断しなければなりません。
検察官の勾留請求に対して、勾留決定の可否を決めるのは裁判官です。
裁判官が勾留決定を行った場合には、最長で10日間、さらに勾留の延長がなされた場合には、さらに最長10日間身体拘束が続くことになります。
その上で、検察官が起訴するか、または不起訴にするかを決めることになります。

~Aさんの早期解放、より有利な処分の獲得のために~

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所には、刑事事件に精通した弁護士が多数在籍しています。
刑事弁護人の主な仕事は、法廷に立つだけではありません。
刑事弁護人は、被疑者のために、捜査段階においても、身柄の解放、より利益な処分の獲得に向けて活動します。
ご家族、ご友人を単純覚せい剤所持罪の疑いで現行犯逮捕された方は、是非、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
(福岡県宗像警察署までの初回接見費用:39,100円)