福岡県春日市のヘロイン事件で逮捕・勾留 接見禁止解除に強い弁護士

2017-08-16

福岡県春日市のヘロイン事件で逮捕・勾留 接見禁止解除に強い弁護士

Aさん(34歳、福岡県春日市在住、主婦)の夫のBさんが、ヘロイン所持の疑いで福岡県春日警察署逮捕されてしまいました。
Bさんの逮捕によって家宅捜索を受けた際に、自宅のクローゼットにあったAさんの鞄の中からヘロインが発見されたため、Aさんもヘロイン所持の共犯として福岡県春日警察署の警察官に逮捕されました。
AさんとBさんには、小学生の子どもCちゃんがいます。
Aさんの勾留には接見禁止処分がなされ、Cちゃんが母親であるAさんに会えないことを不憫に思ったAさんの妹は弁護士に相談することにしました。
(フィクションです)

~ヘロイン~

ヘロインは、麻薬及び向精神薬取締法において規定されている麻薬にあたることから、ヘロイン所持は麻薬及び向精神薬取締法違反の罪となります。
一般の麻薬については、覚せい剤よりも刑が軽くなっていますが、ヘロインに関しては麻薬の中でも例外的に、覚せい剤と同様の重い刑罰となっています。
ヘロインには、他の薬物と比べても重度の依存性があるとされています。

日本では、覚せい剤や大麻、危険ドラッグでの逮捕のニュースがよく流れていますが、ヘロインも無関係な薬物事件ではありません。
少し古いデータですが、平成24年には、ヘロインに関わる薬物事件が51件検挙されています。
確かに覚せい剤などと比べれば少数ですが、それでもこれだけのヘロイン事件が検挙されているのです。

~接見禁止解除~

接見禁止とは、逃亡、証拠隠滅などの疑いがある被疑者に対して、弁護士以外が被疑者と接見(面会)や、書類(手紙)の受け渡しを禁止することです。
もちろん、被疑者の親や子供であっても、被疑者と会うことや手紙のやりとりをすることが出来ません。
薬物の共犯事案は、証拠隠滅が容易であるなどの理由から、勾留決定と同時に、接見禁止処分となる場合が多いです。

逮捕後、身柄解放活動を行うと共に、接見禁止処分となってしまった場合は接見禁止処分の解除を求める弁護活動が可能です。
勾留中、家族のみ接見(面会)することを許可してもらう、接見禁止の一部解除を獲得するという弁護活動もあります。
これらの弁護活動は、刑事事件の専門的知識と、迅速性が重要です。

勾留されている被疑者自身も、そのご家族も、会えない状況が続けば大きな負担となります。
接見禁止にお悩みの方は、早期に弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
福岡県春日警察署までの初回接見費用:3万6,600円