(即決裁判とは)北九州市の覚せい剤使用事件で逮捕・起訴に強い弁護士

2017-12-20

(即決裁判とは)北九州市の覚せい剤使用事件で逮捕・起訴に強い弁護士

Aは、福岡県北九州市の自宅で覚せい剤若干量を吸引したという、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで福岡県八幡西警察署逮捕された。
Aには前科前歴はなく、今回の事件が初犯であり、たまたま好奇心で覚せい剤を吸ってしまったことを素直に認め、反省をしていた。
Aの兄弟は、Aのために執行猶予付き判決を獲得できないかと、刑事事件を専門とする法律事務所に行き、弁護士に相談をすることにした。
(フィクションです。)

~覚せい剤の使用と即決裁判~

覚せい剤は依存性が強く、使用を続けると幻覚や妄想が現れたり、錯乱状態になったりする危険性があります。
そのため、覚せい剤取締法では、覚せい剤の輸出入・所持・使用等の行為が禁止され、それぞれに厳しい罰則が設けられています。
具体的には、今回のAのような覚せい剤使用の場合、10年以下の懲役との法定刑が定められています。
過去の裁判例を見てみましょう。
前科無しの被告人が、覚せい剤を若干量使用したという事件で、懲役1年6月が求刑され、最終的には懲役1年6月、執行猶予3年という判断が下った事例があります。

今回のAは、初犯で、覚せい剤使用の罪を認めて反省の態度を示しています。
こうした場合においては、即決裁判手続を求める弁護活動が想定されます。
即決裁判手続とは、事案が明白で、かつ軽微で争いがない事件について、迅速かつ簡易に審理及び判決を行う公判手続きのことをいい、これに付された場合、原則として執行猶予判決が言い渡されます。
ただし、即決裁判手続では、事実誤認を理由に控訴・上告が出来なかったりなどの重大な効果もあるため、被告人及び弁護人の同意があることが条件となります。
また、即決裁判手続では執行猶予判決が前提となるので、刑期や執行猶予期間を短くしたり、また保護観察がつかないようにするなどの弁護活動も重要となります。
即決裁判手続について詳しく知りたいという場合、刑事事件専門の弁護士のご相談されることをお勧めします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、覚せい剤事件についての刑事弁護活動も多数承っており、即決裁判手続についても丁寧な対応が可能です。
詳しい刑事裁判の手続きは、プロである弁護士に聞くのが一番です。
まずは0120-631-881までお問い合わせください。
福岡県八幡西警察署への初回接見費用:41,840円