東京都大田区の大麻輸入事件で逮捕 国家公務員の事件にも刑事弁護士

2018-04-03

東京都大田区の大麻輸入事件で逮捕 国家公務員の事件にも刑事弁護士

国家公務員のAさんは、旅行先の海外で、友人Bさんが大麻を吸うのを止めようとして、Bさんが持っていた大麻を取り上げました。
この際、酔っていたこともあり、Aさんは取り上げた大麻をバックのポケットへ入れたまま日本に帰国してしまいました。
そして、日本に帰国した際、東京都大田区羽田空港で、大麻を持っていることが発覚してしまいました。
Aさんは大麻取締法違反の疑いで、警視庁東京空港警察署の警察官に逮捕されました。
Aさんの両親は、警察からの連絡でAさんの逮捕を知ったのですが、国家公務員というAさんの職業上、大変なことになってしまうのではと心配し、弁護士に相談することにしました。
(フィクションです)

大麻についての犯罪は、大麻取締法に規定されています。
大麻の栽培、輸入、輸出は、7年以下の懲役にあたる罪です。
また、営利目的での大麻の栽培、輸入、輸出を行った場合は、10年以下の懲役または懲役と300万円以下の罰金の併科にあたる罪となります。

さて、今回大麻取締法違反の容疑をかけられているAさんは、国家公務員です。
国家公務員が犯罪行為を行い、死刑・懲役刑・禁錮刑の有罪判決を受けると、たとえそれが執行猶予付きであったとしても判決確定の時に失職します(国家公務員法76条、38条2号)。
また、罰金刑・拘留刑・科料刑の有罪判決を受けた場合は、必ず失職するわけではありませんが、分限処分としての休職を受けたり(同法79条2号)、懲戒処分としての免職・停職、減給または戒告を受けたりすることがあります(同法82条1項)。

これらの処分を避けるためには、刑事処分について、不起訴処分の獲得や、より軽い判決の獲得が重要です。
迅速に刑事弁護士に相談・依頼されることがおすすめです。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件専門の法律事務所です。
大麻など薬物事件や、国家公務員の犯罪でお困りの方は、弊所0120-631-881まで遠慮なくお申し付けください。
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警視庁東京空港警察署 初回接見費用 39,000円