(東京都稲城市の逮捕)大麻所持事件の職務質問と所持品検査は弁護士へ
(東京都稲城市の逮捕)大麻所持事件の職務質問と所持品検査は弁護士へ
夜23時頃、東京都稲城市内を巡回中の警視庁稲城警察署の警察官が、不審な走行をしている車を発見しました。
車内にいたのは20代男性のAさんです。
Aさんに対して、警察官が職務質問をかけたところ、乾燥大麻を持っていることを白状し、Aさんはその場で大麻取締法違反の容疑で逮捕されてしまいました。
(フィクションです。)
~薬物事件と職務質問~
「職務質問」とは、警察官が職務上、異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断して、何らかの犯罪を犯したかまたは、犯そうとしていると疑いのある者、すでに行われた犯罪についてまたは犯罪が行われようとしていることについて知っていると認められる者に対して、停止させ質問する行為のことをいいます。
職務質問では通常、所持品検査や自動車を運転中であれば運転免許証の照会などが行われます。
所持品検査では、カバンや荷物の中身の確認、車両内の確認・捜索などが行われます。
職務質問や所持品検査は、令状に基づく強制捜査ではなく、任意の捜査として行われますので、対象者の承諾なく無理矢理に行うことはできませんし、捜査を受ける者が警察官に協力する義務を負わないため、断ることができます。
では、強制力がないならば、警察の職務質問や所持品検査を無視して、その場を去ってもいいかというと注意が必要です。
警察官が相当程度の疑いを持って職務質問の要請を行っている場合もあるからです。
非協力的な態度がより一層疑いを強めてしまい、逮捕につながるおそれもあり得ます。
職務質問を受けた際にやましいことがないのであれば素直に応じる、または、事例のAさんのように、正直に罪を認めることも一つの選択だと思います。
しかしながら、全てのケースでそうした対応が功を奏するとは言い切れませんので、少しでも、警察官の対応に疑問点があれば、警察官に「弁護士と相談したい」と申し出るといいでしょう。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、大麻所持事件を多数承っている刑事事件を専門に取り扱う法律事務所です。
ご家族が大麻所持事件で逮捕されてお困りの方、職務質問の対応にお悩みの方は、ぜひ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士にご相談ください。
(警視庁稲城警察署への初回接見費用:37,200円)