東京都八王子市の覚せい剤取締法違反事件 おとり捜査で逮捕なら弁護士

2017-04-29

東京都八王子市の覚せい剤取締法違反事件 おとり捜査で逮捕なら弁護士

Aさんは、東京都八王子市覚せい剤の販売を行っており、警視庁南大沢警察署の警察官はその捜査をしていました。
そこで警察官であるKさんは、Aさんに、「お前が覚せい剤の密売をしているのは知っている。警察にバラされたくなかったら俺にも覚せい剤を売ってくれ」と申し向けた。
後日、Aさんは取引のため覚せい剤を持ってKさんの下に行き、Aさんが覚せい剤を取り出したところでKさんはAさんを現行犯逮捕しました。
(フィクションです。)

~おとり捜査~

警察官がその身分を隠して相手方に犯罪を実行するよう働きかけ、実際に実行したところで捕まえる方法はいわゆる「おとり捜査」と言われています。
しかし、おとり捜査は犯罪を取り締まるはずの警察官や検察が犯罪を誘発するものですから、厳格な要件の下で規制されています。

上記の例では、Kさんは「警察に通報するぞ」と脅迫まがいの手段を取っているため、捜査として相当な限度を超えたものとして、違法なおとり捜査と判断される可能性があります。

~違法捜査があった場合~

犯罪を行ってしまった場合は、罰せられなければなりません。
しかし、その処分は適正な裁判によって決められるべきであり、違法な捜査に基づく違法な証拠によって罰せられる事には異議を唱えなければなりません。
違法な捜査があった場合、これに基づく証拠は「違法収集証拠」として証拠能力が否定される場合があります。
弁護士は被疑者・被告人の味方として、違法な捜査に異議を唱え、適正な裁判と適正な処分を目指して活動します。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、刑事事件を専門に取り扱う弁護士が、覚せい剤事件などのご相談に丁寧に対応いたします。
初回接見サービス初回無料法律相談のご予約は、0120-631-881までお問い合わせください。
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