東京都中央区のコカイン使用事件で逮捕~薬物治療は弁護士へ

2017-08-08

東京都中央区のコカイン使用事件で逮捕~薬物治療は弁護士へ

Aは,東京都中央区の路上でコカインを使用して中毒に陥り,錯乱状態にあったところを警視庁久松警察署の警察官に見つかり,警察署へと保護された。
その後,採尿許可状に得た尿からコカインが検出されたとの鑑定結果が出たため,Aはコカイン使用罪で逮捕された。
Aは勾留決定により長期間の身柄拘束を受けることとなったので,Aの親戚は刑事事件を専門とする法律事務所の弁護士に私選での刑事弁護を依頼することにした。
また,Aの親戚はAがひどい薬物中毒に陥っていることも勘案して,薬物治療のための法的な観点からのアドバイスも求めることにした。
(フィクションです。)

~コカインと薬物治療~

コカインは,大麻やヘロインと並んで世界で最も濫用されている薬物の一つです。
日本においては,コカインは法律上の意味における麻薬として,「麻薬及び向精神薬取締法」や「麻薬特例法」によりその所持等が規制されています。

今回事例のAは,コカインを使用したとの容疑で逮捕されていますが,錯乱状態に陥っていることから、薬物中毒にあることが懸念されます。
Aの親戚から依頼を受けた弁護士も,薬物治療のための法的な観点からのアドバイスを求められています。

コカインなどによる薬物中毒は病気と同じで,治したくても自分の力のみではうまくいくものではありません。
薬物中毒を治すためには,専門家による治療や周りの方たちの協力を受けることが必要不可欠です。
薬物犯罪の弁護活動において,減刑や執行猶予付き判決の獲得をするためには,再犯のおそれをなくすため,治療の計画を立てることが必要です。
この治療計画を立てるためには,医療関係者の助けによることはもちろんですが,薬物犯罪事件の場合には逮捕・勾留により身体拘束がなされることがほとんどですので,これを解いてあげなければそもそも治療を行うことができません。
ですので,できるだけ早期に弁護士に相談をして,まずは身体拘束を解除するなどその後の治療計画も踏まえた弁護活動を行うことが必要となります。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は,刑事事件専門の弁護士であり,コカインなどによる薬物犯罪についての刑事弁護活動も多数承っております。
コカイン使用事件や薬物治療についてお困りの方は,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
警視庁久松警察署への初回接見費用:3万6,000円