(早期釈放に強い弁護士)名古屋市熱田区のMDMA置き忘れ事件で逮捕なら

2018-01-04

(早期釈放に強い弁護士)名古屋市熱田区のMDMA置き忘れ事件で逮捕なら

名古屋市熱田区在住のAさん(30代男性)は、麻薬であるMDMAを入れたバッグを電車内に置き忘れ、置き忘れたバッグ内に違法薬物が入っていたことから駅員が愛知県熱田警察署に通報しました。
バッグの持ち主であるAさんは、愛知県熱田警察署に逮捕され、取調べを受けた後、Aさんの家族から依頼を受けた弁護士の釈放活動の末に、釈放される流れとなりました。
(フィクションです)

~薬物置き忘れによるMDMA所持罪の発覚~

MDMA違法薬物を、電車内や店舗内、タクシー車内などに置き忘れた場合には、「置き忘れた物が誰かに発見された時点」では、置き忘れた違法薬物等はその持ち主の所持から離れており、違法薬物所持の実力支配関係を失っている形になります。
しかし、「放置される前の時点」での違法薬物所持が認められるのであれば、持ち主に違法薬物所持罪が成立することになります。
その違法薬物が「放置される前の時点」で、持ち主の所持物であったかどうかが問題となります。

MDMA所持は、「麻薬及び向精神薬取締法違反」に当たるとして、(営利目的の無いケースでは)「7年以下の懲役」という刑事処罰を受けます。

・麻薬及び向精神薬取締法 66条1項
「ジアセチルモルヒネ等以外の麻薬を、みだりに、製剤し、小分けし、譲り渡し、譲り受け、又は所持した者(略)は、7年以下の懲役に処する。」

薬物事件逮捕時においては、被疑者の前科の有無や、証拠隠滅行為の可能性、今後の薬物依存克服の見通し等の事情に応じて、身柄拘束が長引くかどうかが決定されます。
MDMA置き忘れ事件で刑事弁護の依頼を受けた弁護士の活動としては、被疑者を見守る家族側の家庭環境が整っている事情や、病院通院を通じて薬物依存を治療する準備が整っている事情などを主張することを通じて、被疑者の早期釈放を目指した働きかけを行っていくことが予想されます。
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愛知県熱田警察署初回接見費用:3万5,900円