(執行猶予を弁護士に相談)東京都世田谷区の麻薬事件で逮捕には

2017-07-14

(執行猶予を弁護士に相談)東京都世田谷区の麻薬事件で逮捕には

Aさんは、東京都世田谷区内で麻薬を使用しているところを警察官に見つかり、麻薬及び向精神薬取締法違反の容疑で現行犯逮捕されました。
警視庁成城警察署に連行された後、Aさんは取調べを受けることとなり、Aさんが初犯であること、麻薬の使用も2、3日前から始めだしたこと等の事実が判明しました。
Aさんはその後、同法違反の罪で起訴されることとなったため、Aさんの妻はAさんのために執行猶予付き判決の獲得をお願いできないかと、刑事事件を専門とする法律事務所を訪れ、弁護士に弁護活動の依頼をすることにしました。
(フィクションです。)

~麻薬使用について~

麻薬を使用した場合、「麻薬及び向精神薬取締法」によると、7年以下の懲役との法定刑が定められています。
量刑判断については、大まかにいうと、犯情事実(犯罪の悪質性)により量刑の大枠が決定され、その枠の中で一般情状事実を刑を微調整させる要素として被告人に有利ないし不利に考慮して、最終的に決定されます。

麻薬などの薬物犯罪は、再犯率の非常に高い犯罪として知られています。
そのため、初犯であるかどうかが量刑を判断するうえで非常に大きな判断基準となります。
つまり、今回のAさんのように、麻薬を使用したとしても初犯であれば、執行猶予付き判決が出る可能性が高いといえます。
その他、麻薬などの違法薬物をどれくらい使用したのか、どれくらいの量・期間だったのかも重要な判断基準となります。

麻薬などの薬物犯罪の成立に争いのない場合には、薬物への依存性又は常習性がないこと、再犯の危険もないことなどを裁判官に理解してもらい、執行猶予付き判決を求めるほか量刑を軽減するような弁護活動を行うことが想定されます。
ご家族などの理解と協力を得ながら、専門の医療機関で治療を受けるなどの再犯防止のための具体的方策の実施と環境づくりが、執行猶予付き判決及び減刑を獲得するうえで重要な活動となるのです。
そのため、薬物事件に精通した弁護士にご依頼されることがより有効であるといえるでしょう。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、刑事事件専門弁護士です。
麻薬などの薬物事件についての刑事弁護活動も多数承っております。
執行猶予獲得についてお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
警視庁成城警察署への初回接見費用:3万7,300円