名古屋市中村区の覚せい剤使用事件で逮捕には~治療のための弁護活動
名古屋市中村区の覚せい剤使用事件で逮捕には~治療のための弁護活動
Aは,名古屋市中村区内で、覚せい剤若干量を自分に注射した、覚せい剤自己使用の疑いで愛知県中村警察署に逮捕された。
取調べにより、Aは初犯ではあるものの、以前から覚せい剤を定期的に使用していることが判明した。
Aが逮捕されたことを知ったAの元妻は、Aを更生させるためにも病院で治療を受けさせたいと思い、弁護士に相談することにした。
(フィクションです。)
~覚せい剤の使用と治療~
毎年の覚せい剤事件の検挙者数の約60%は、警察庁の発表する統計によれば再犯者であるとされています。
この数値は、通常の犯罪の再犯率に比べ、圧倒的に高い数値です。
これだけ再犯率が高い原因のひとつには、覚せい剤の依存性の高さによるものがあります。
覚せい剤の使用事件については、通常の場合、初犯であり、その使用量が極端に多いというような事情がなければ、執行猶予が付くのがほとんどです。
例えば、過去の裁判例として、前科前歴無しの被告人が覚せい剤使用事件を起こした場合で、求刑懲役1年4月、量刑懲役1年4月執行猶予3年の事例があります。
しかし、覚せい剤含む薬物事件では、仮に受けた有罪判決に執行猶予が付いたとしても、その再犯率の高さから期間中に再犯をしてしまうことで結局刑に服してしまうこととなり、執行猶予が無意味になってしまうおそれがあります。
覚せい剤事件における再犯を防止するためには、治療を受けることなどにより、薬物に対する依存から完全に離脱させる必要があります。
薬物治療については、それを受ける環境を整えたりするためにも、薬物事件の刑事弁護について経験豊富な弁護士にご相談することをお勧めします。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は刑事事件専門であり、薬物事件についての刑事弁護活動も多数承っております。
薬物の治療についてお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
(愛知県中村警察署への初回接見費用:34,200円)