無罪獲得を目指すなら…名古屋市中川区の麻薬事件に強い弁護士

2018-01-18

無罪獲得を目指すなら…名古屋市中川区の麻薬事件に強い弁護士

名古屋市中川区在住のAさんは、薬物「X」を所持しており、麻薬取締法違反の容疑で愛知県中川警察署逮捕されてしまいました。
Aさんは「X」が麻薬であるとは思っていませんでした。
そこで、Aさんの弁護士無罪を主張して争うことにしました。
(フィクションです)

~認識をめぐる問題~

とある薬物が麻薬に該当することを知らなかった場合、犯罪の成立はどうなるのでしょうか。
「法律を知らなかった」としても、故意がなかったとすることはできません(刑法38条3項)。
そうすると、今回のAさんも麻薬の所持罪が成立してしまうと思うかもしれません。
しかし、薬物事件の場合は、該当薬物が「身体に有害で、所持が禁止されている違法な薬物である」との認識が必要です。
この認識がなければ、故意が認められず、麻薬所持罪は成立しないことになります。

今回と同様の薬物事件で、無罪判決が出された裁判例があります。
その裁判では、
・被告人は「飲んではいけない薬」と発言した蓋然性はある
・しかし、「違法な薬」「麻薬だ」と発言したことは認められない
・検察官が、被告人は「X」が麻薬であることを記載したHPへの閲覧したと主張するが、証拠がない
・警察官や救急隊員ですら「X」が麻薬であると知らなかった
などの理由から、「X」が「違法な薬物である」との認識があっとすることには合理的疑いが残ると判断しました。
そして、被告人は無罪となりました(大阪地裁平成21年3月3日判決)。
どのような認識を持っていたのか、というのは立証がとても難しい問題の1つです。
被告人の薬物に対する発言や、周囲の状況など、様々な事情を考慮していくことになります。
このような難問が登場するときこそ、専門の弁護士が必要になります。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は薬物事件を含む刑事事件専門の法律事務所です。
人の内心に関わる難しい問題も、薬物事件も多く取り扱う刑事事件専門だからこそ解決できる弁護士が在籍しております。
薬物事件で無罪を目指したい方は、すぐに弊所の無料相談予約窓口までお電話ください(0120-631-881)。
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愛知県中川警察署 初回接見費用:35,000円