覚せい剤取締法違反事件で違法な所持品検査を許さない弁護士!小郡市で逮捕されたら

2017-12-13

覚せい剤取締法違反事件で違法な所持品検査を許さない弁護士!小郡市で逮捕されたら

ある日、Aは、福岡県小郡市にて覚せい剤取締法違反(所持)の容疑で福岡県小郡警察署逮捕されました。
A逮捕の連絡を受けたAの両親は、すぐさま薬物事件に強い弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所に初回接見を依頼しました。
弁護士がAとの接見を行ったところ、Aは職務質問を受けた警察官によって押さえつけられ、強制的に所持品検査が行われたと主張をしていました。
(このストーリーはフィクションです。)

~覚せい剤取締法違反(所持)と所持品検査~

今回の事案では、Aは警察官が実施した所持品検査に違法性があったと主張していくことが考えられます。
所持品検査とは、警察官が職務質問に付随して行う任意の手段ですので、原則は同意を得て行わなくてはいけません。
ただし、現在の実務では、所持品検査を行う必要性や緊急性に照らして社会通念上相当と判断される範囲での実施を認めています。
これを今回のケースについてみると、Aは警察官によって押さえつけられており、所持品検査として社会通念上相当と判断される範囲を逸脱していると考えられます。
ですので、今回Aが受けた所持品検査は違法と判断される可能性はあります。

もっとも、警察官や検察官は簡単に捜査の違法性を認めることはないと考えられます。
このような場合、重要になるのが証拠です。
そこで弁護士としては、目撃者がいなかったか、付近に防犯カメラがなかったかを調査し、警察官による違法捜査の証拠収集にあたることが考えられます。
特に近年ではスマートフォンの普及もあり、違法捜査の現場を動画や写真で撮影している場合も珍しくはありません。

覚せい剤取締法違反(所持)の罪で起訴された場合、初犯であれば懲役1年6月・執行猶予3年の量刑となるのが平均的ですが、同種前科が存在すると、執行猶予は付かない可能性は極めて高いといえます。
しかし、捜査の違法性が起訴前に認められた場合には、不起訴になる可能性もあります。
もっとも、それぞれの事件内容によって弁護士が行う活動内容は大きく変化します。
まずは覚せい剤取締法違反(所持)をはじめとする薬物事件に強い弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご連絡ください。
福岡県の覚せい剤取締法違反(所持)事件をはじめとする薬物事件に詳しく、捜査機関による違法捜査を決して許さない弁護士が丁寧にご質問にお答えいたします。
福岡県小郡警察署までの初回接見費用:39,400円