【解決事例】少年の大麻使用事件で保護観察処分獲得

2022-06-28

【解決事例】少年の大麻使用事件で保護観察処分獲得

~事例~

京都市左京区に住んでいるAさん(19歳)は、アルバイトをしながら1人暮らししているうち、アルバイト先の知人たちに誘われ、大麻を使用するようになりました。
しばらくしてから、Aさんは、京都府川端警察署により大麻取締法違反の容疑で逮捕されました。
Aさんの母親は、Aさんが逮捕されたことを知り、Aさんの力になれないかと考え、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所初回接見サービスを利用することにしました。
(※守秘義務の関係で一部事実と異なる表記をしています。)

~弁護活動と結果~

Aさんは、アルバイト先の交友関係をきっかけに大麻に手を出すようになっていました。
Aさんは、今回の大麻取締法違反事件を契機に生活を改め、更生したいと考えていました。
Aさんの母親も、こうしたAさんのサポートをしたいと思っており、弁護士に弁護活動や付添人活動を依頼することとしました。

弁護士は、Aさんへの接見を重ねるとともに、Aさんの母親とも密に連絡を取り、Aさんの今後の環境を整えるための活動を行いました。
AさんとAさんの母親は、同居してAさんの生活を根本から改善することを決め、Aさんの就職先や進学先など、将来の進路を具体的に検討・決定し、社会復帰のための準備に取り掛かりました。
そして、Aさん自身も今回の大麻取締法違反事件を深く反省し、交友関係の精算などを行いました。

弁護士は、こうした事情を家庭裁判所の審判で提示し、社会内でAさんが更生することのできる環境が整っていると主張しました。
その結果、Aさんは保護観察処分となり、Aさんの母親の下で生活していけるようになりました。

少年事件では、その後の少年の更生を図ることのできる環境が整えられているのかどうかという事情が、処分を決める際の重要な要因の1つとなります。
特に、今回のAさんの事例のような大麻取締法違反事件などの薬物事件では、再犯率が高いこともあり、丁寧な環境調整活動、再犯防止活動が求められます。
少年事件刑事事件の知識のある弁護士に相談することで、より効果的な活動のご提案が可能となります。
まずは弁護士に相談してみることをおすすめいたします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、逮捕された方向けの初回接見サービスなど、様々な事情に合わせたサービスをご用意しています。
大麻取締法違反事件などの薬物事件や少年事件にお悩みの際は、一度弊所弁護士までご相談ください。