違法薬物と知らなかったのに逮捕…西東京市の脱法ハーブ所持事件は弁護士へ
違法薬物と知らなかったのに逮捕…西東京市の脱法ハーブ所持事件は弁護士へ
東京都西東京市在住のAさん(30代女性)は、家宅捜索を受けた際、自宅から脱法ハーブが発見され、警視庁田無警察署に逮捕されました。
数日後に釈放されたAさんは、「自分の持っていた物が、違法薬物に当たるとは知らなかった」ことを主張したいと思い、刑事事件に強い弁護士に、今後の警察取調べ対応を法律相談することにした。
(フィクションです)
~違法薬物だとは知らなかった場合~
刑事事件では、一般的に、犯罪行為をした者が「自分のやったことが犯罪行為に当たること」を知らなかった場合には、犯罪の「故意」が無いとして、刑事処罰は受けません。
したがって、薬物犯罪において、薬物所持者が「違法薬物とは知らなかった」場合には、違法薬物所持の罪に問われない可能性も考えられるところです。
ただし、薬物所持者が具体的に「違法薬物だとは知らなかった」事案であっても、「何らかの違法薬物に当たるものかもしれない」との認識があった場合には、犯罪の故意が認められて、違法薬物の所持罪に問われる可能性があります。
また、世間でおおやけに「その薬物が脱法ハーブに当たること」が報道されているような場合にも、「脱法ハーブに当たることの認識」が本人にあったと推認され、犯罪の故意が認められる方向に傾くことが考えれられます。
脱法ハーブ所持事件で刑事弁護の依頼を受けた弁護士は、「脱法ハーブだとは知らなかった事情」や、あるいは、「どういう薬物だと考えて所持していたのかという事情」等を具体的に検討した上で、被疑者・被告人の刑事処罰を回避するため、刑罰を軽くするための主張立証といった弁護活動を行って行くことが予想されます。
このような弁護活動については、違法薬物事件や刑事事件の知識や経験が豊富な弁護士にご相談・ご依頼されることがのぞましいでしょう。
東京都西東京市の脱法ハーブ所持事件でお困りの方は、刑事事件を専門に扱っている、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の評判のいい弁護士にご相談ください。
(警視庁田無警察署の初回接見費用:3万6,700円)