福岡県朝倉市で営利目的の覚せい剤所持事件~取調べ対応は弁護士へ
福岡県朝倉市で営利目的の覚せい剤所持事件~取調べ対応は弁護士へ
福岡県朝倉市に住むAは,知人であるXらとともに,営利目的で覚せい剤を所持していた覚せい剤取締法違反の容疑で,福岡県朝倉警察署に逮捕された。
逮捕された際,Aは営利目的の有無について激しく争ったが,警察官は後で署で聞くからといってあしらわれた。
Aとしては,覚せい剤の密売についてはXが主犯であり,自分は運転手にしかすぎず,所持していた覚せい剤も自分が使うためのもので微量にすぎないため,営利目的ではないと思っていた。
そこで,Aは自分が選任した刑事事件を専門とする弁護士に対して,営利目的を聞き出そうと予想される取調べに対してどのように対抗すればいいのか,アドバイスを求めることにした。
(フィクションです。)
~覚せい剤の営利目的所持~
覚せい剤取締法では,覚せい剤の輸出入,所持等が禁止され,それぞれに厳しい罰則が設けられています。
特に,営利目的の場合は厳しく,たとえば営利目的所持の場合,その法定刑は1年以上の懲役で,情状により500万円以下の罰金が併科されます。
例えば,前科前歴なし,共犯者あり,覚せい剤の営利目的所持の場合で,求刑懲役6年罰金150万円,量刑懲役4年6月罰金150万円という事例が存在します。
~取調べ対応は弁護士へ相談~
警察などの捜査機関は,自白を得るために,色々な手段を用いて取調べを行うことがあります。
たとえば,体力や精神力をいたずらに消耗させるほど長時間に及ぶ取調べだったり,暴力的,脅迫的な態度での取調べです。
こうした取調べは違法である可能性がありますが,取調べの違法性を証明したり,捜査官に主張したりすることは容易ではありません。
取調べにおいて一度自白してしまうと,おおよそ被告人の有罪・量刑を決める重要な証拠として採用されてしまいます。
こうした自白は,逮捕直後に捜査機関による連日の取調べなどで精神的に追い込まれている状況で,取調官の違法・不当な取調べに屈してしまい,また弁護士のアドバイスを受ける前の段階での取調べでなされることが多いです。
このような取調べを回避するためには,逮捕直後すぐに弁護士を選任し,その弁護士に適切な弁護活動を行ってもらうことが重要となります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は刑事事件専門であり,薬物事件についての刑事弁護活動も多数承っております。
取調べの対応についてお困りの方は,弊所の弁護士までご相談ください。
(福岡県朝倉警察署への初回接見費用:4万1,900円)