薬物事件と少年事件 名古屋で有名な弁護士と法律事務所

2016-11-18

薬物事件と少年事件 名古屋で有名な弁護士と法律事務所

Aくんは、高校2年生です。
愛知県警西警察署は、自宅に覚せい剤0.01グラムを所持していたとして、Aくんを逮捕しました。
取調べでAくんは、覚せい剤の使用も認めた上、「友人の先輩から買った」話しています。
接見に訪れた弁護士の質問にも素直に答えていました。
(フィクションです)

~薬物事件の検挙状況と未成年の割合~

東京都のデータになりますが、平成27年中、都内において薬物事件で検挙されたのは、2191人だそうです。
これが多いか少ないか、意見は分かれるところかもしれませんが、少なくとも、前年よりは増加しています。
また、平成25年以降、都内での薬物事件の検挙件数は、増加傾向にあります。
この傾向は、今後も続いていくのでしょうか。

さて、今回は、薬物事件の中でも少年事件に分類されるものに注目したいと思います。
少年事件とは、20歳未満の方が刑事事件などを起こしてしまった場合を言います。
上記のデータですと、平成27年に検挙された方のうち、未成年者は42人いたということです。
全体の約2%です。
2%というと、少なく感じるかもしれませんが、平成27年中に都内だけでも42人の若者が薬物に手を染めてしまった可能性があるということです。
可能性とするのは、薬物事件の中には、違法薬物の使用ではなく所持も含むからです。
もっとも、違法薬物を所持していながら使用したことがないというケースは少ないと言えるでしょう。

このように未成年の若者が薬物事件に関与したとして検挙された場合、逮捕や勾留(勾留に代わる観護措置)をされることもあるでしょう。
また、少年審判という形で少年に対する処分を決めることになるかもしれません。
ただ、その少年には、ただ流れに身を任せるように処分を受けてほしくありません。
こうした手続きの一つ一つは、少年の更生に向けた大切な機会だからです。

あいち刑事事件総合法律事務所は、少年事件も専門とする法律事務所です。
弊所には、刑事事件や少年事件の分野で評判の弁護士も数多くそろいます。
大切なお子様の更生にお力添えさせていただきたいと思います。
未成年の薬物事件にお困りの方は、お気軽にお電話ください(0120‐631‐881)。
(愛知県警西警察署の初回接見費用:3万6100円)