東京都品川区の薬物使用事件で逮捕 更生のための弁護活動

2017-01-19

東京都品川区の薬物使用事件で逮捕 更生のための弁護活動

Aは、東京都品川区の自宅で、麻薬として指定されているケタミンを不正に所持・使用していたものとして、警視庁品川警察署の警察官に現行犯逮捕されました。
Aは、日頃のストレスから、日常的に麻薬であるケタミンを使用していました。
その後、Aは勾留決定がなされ、長期の身柄拘束が行われることとなってしまいました。
Aの親は、今後息子が罪を償ったとしても、今のままでは更生できるのか不安になり、薬物事件の犯罪に強い法律事務所の弁護士に、薬物依存から脱却するための助言を含む刑事弁護活動を依頼することにしました。
(フィクションです。)

~ケタミンと麻薬取締法について~

ケタミンは昭和45年から人を対象とした医薬品として市販され、現在は動物用の麻酔薬として用いられています。
このケタミンは、薬理作用として麻酔・鎮痛作用を有し、幻覚作用もあり、他にも血圧降下、頻脈、脳脊髄液圧上昇、脳血流増加、呼吸抑制等の作用があります。
このようにケタミンは乱用薬物でもあることから、平成19年1月に「麻薬及び向精神薬取締法」の麻薬として指定され、輸入、輸出、譲渡、譲受、所持、施用等が規制されることになりました。

同罪の法定刑は、営利目的がある場合には1年以上10年以下の懲役で上場により300万円以下の罰金が併科され、営利目的がない場合でも7年以下の懲役です。

~薬物依存からの脱却と再犯防止~

上記の例のAのように、日常的に薬物を使用していたような薬物事犯の場合、罪を認め、情状等を主張したとしても、不起訴で事件を終わらせるどころか、保釈などの身柄解放についてもほとんど認められません。
そうした場合には、本人に再犯可能性がないことを裁判官に主張し、量刑を軽減するような弁護活動を行います。
具体的には、薬物の入手経路などを明らかにし、親族等の協力を得ることの他、病院への入通院の手配など、客観的な環境を整えたりすることも含め、再犯の可能性がないことを示さなくてはなりません。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は刑事事件専門ですので、多くの薬物事件の弁護活動を行っております。
薬物事件で逮捕されてしまった、薬物事件の再犯防止に不安を抱えているという方は、0120-631-881までご連絡ください。
警視庁品川警察署への初回接見費用も、お電話にてお問い合わせください。