(逮捕)大阪府の覚せい剤譲渡事件 違法捜査で無罪判決の弁護士

2016-12-23

(逮捕)大阪府の覚せい剤譲渡事件 違法捜査で無罪判決の弁護士

大阪府堺市に住む、Aさん(47歳・会社員営業職)は、ある日、覚せい剤を譲渡した疑いで大阪府警堺警察署の警察官に逮捕されました。
そして、取調べの中で、覚せい剤を使用したとして逮捕されたBさんが、Aさんから覚せい剤を買ったと供述していること、Bさんの通話履歴等から、Aさんと連絡を頻繁にとっていたことが確認されていると聞きました。
Aさんは、覚せい剤の譲渡など身に覚えがありませんでしたが、覚せい剤を譲渡したと認める供述、いわゆる虚偽の自白供述をしてしまいました。
警察官から、毎日、「素直に罪を認めれば、前科のないAさんなら軽い罪で済むが、このまま否認を続けると重い罪になってしまう。」と言われ、ついに心が折れてしまったのです。
(フィクションです)

逮捕されるとまず取調べが行われます。
取調べの際、警察官など捜査機関からの誘惑や圧力に屈して虚偽の自白をしてしまった場合、その事実は極めて重大です。
後の刑事裁判において、「自分は罪を犯していません。」と真実を言ったとしても、通用しない可能性があります。
検察官から取調べの際に自白をしていたことを指摘され、裁判官に信用性を疑われることすらありえます。

自白調書は証拠の女王という言葉があるほど、刑事裁判で自白調書は重要な証拠となります。
そのため、捜査機関は、否認を続ける被疑者に対して、様々な手を使って、自白供述をするよう働きかけます。
無罪判決を獲得するためには、このような働きかけに屈しないことが重要になります。
また違法捜査があった場合には、その事実に敏感に反応し、的確に対応することも重要です。
弁護士が被疑者に対し、取調べの適切な対応方法をお教えしたり、頻繁に接見するなどし、虚偽の自白供述を行わないよう継続的にバックアップしていく必要があります。

あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件専門の法律事務所です。
薬物がらみの違法捜査について経験豊富な弁護士も在籍しております。
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また、弁護士が警察署まで、接見(面会)に駆けつける、初回接見サービスを行っております。
(大阪府警堺警察署 初回接見費用:3万7700円)