滋賀の薬物事件に詳しい弁護士 危険ドラッグと大麻と薬事法改正

2016-11-17

滋賀の薬物事件に詳しい弁護士 危険ドラッグと大麻と薬事法改正

Aさんは、かつて危険ドラッグと呼ばれる種類の薬物を乱用していました。
しばらく、薬物には手を染めていませんでしたが、最近、また興味がわいてくる出来事がありました。
大学時代の友人が、大麻を使用しているのを見たのです。
(フィクションです)

~危険ドラッグを手にするか、大麻を手にするか~

警察庁が発表したデータによると、2000年以降、大麻取締法違反の検挙者が増加したことがわかります。
しかし、それも2009年ごろを境に減少へ転じました。
この要因の一つとして、危険ドラッグの流行が挙げられます。
それまで大麻を使用していた人の多くが、その代わりに危険ドラッグに手を伸ばしたため、一時的に大麻取締法違反で検挙される人が減少したのだろうと考えられます。

ところが、2014年以降、また大麻取締法違反の検挙者が増加しています。
2014年といえば、危険ドラッグを乱用した人が交通事故事件を起こしたなどのニュースが世間を賑わせた頃です。
とすると、明確なデータこそありませんが、大麻取締法違反の検挙者増加には、危険ドラッグの取締り強化が影響しているのではないかと推測できます。

~薬事法改正による危険ドラッグ規制~

危険ドラッグも、かつては「脱法ドラッグ」などと呼ばれ、法の規制が及ばないところがありました。
しかし、現在では、かなり広範囲にわたって規制を受けることとなってきました。
その中心となったのが薬事法改正です。
薬事法改正では、指定薬物制度が導入され、有害性が十分に証明されていない段階でも規制することが可能になりました。

危険ドラッグも大麻も、違法な薬物であることに変わりありません。
薬物事件に関わってしまったら、できるだけ早く弁護士にご相談ください。
自分でも知らないうちに、違法な薬物と関わってしまっていたというケースも少なくありません。
手遅れになる前に、あいち刑事事件総合法律事務所にお電話ください(0120‐631‐881)。
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(滋賀県警草津警察署の初回接見費用:3万7300円)