大阪府岸和田市の薬物事件 身柄解放には刑事事件に強い弁護士

2018-07-10

大阪府岸和田市の薬物事件 身柄解放には刑事事件に強い弁護士

大阪府岸和田市在住のAさんは,路上を歩いていたところ,大阪府岸和田警察署の警察官に職務質問を受けました。
その際,所持品検査を受け,持っていた財布の中から危険ドラッグを見つけられてしまいました。
そのためAさんは,危険ドラッグ所持で現行犯逮捕されました。
逮捕の連絡を受けたAさんの家族は,身柄解放してもえないか,まずはAさんとの接見を依頼しました。
(フィクションです)

~   危険ドラッグとは  ~

危険ドラッグについては「これ」といった法的な定義はありません。
種類も多く,形状や名前も様々です。

危険ドラッグを規制する法律としては,「医薬品医療機器法(以下,法という)」があります。
法では「指定薬物」と呼び,様々な行為を規制しています。

法76条の4では,「指定薬物」を,医療等の用途に供する場合を除いて,製造,輸入,販売,授与,所持,購入若しくは譲り受けること,又は医療等の用途以外の用途に使用することを禁止しています。
罰則は「3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金,又は併科」です(法84条26項)。

~  危険ドラッグと身柄解放  ~

危険ドラッグなどの薬物事件の場合,逮捕勾留される可能性が高いです。
それは,危険ドラッグ等の薬物の取引は,通常,関係者や証拠物が多数に上り,被疑者を身柄解放してしまえば,それらに対し罪証隠滅行為が行われ,事案の全容を解明することが困難になると考えられるからです。
そして,事件が複雑になればなるほど,身柄拘束期間は長引き身柄解放は困難となる傾向にあります。

他方で,ある程度捜査が終了したと考えられる場合(例えば,起訴された後)は,捜査の必要性も低まり,身柄解放の可能性も高くなると言えるでしょう。
また,捜査中であっても,被疑者が事件に無関係であることが明らかな場合,これ以上起訴するに足りる証拠が顕出する可能性がないという場合はやはり,捜査の必要性は低いと言えるでしょう。
その場合は,積極的に身柄解放に向けた活動をしなければなりません。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,薬物事件等の刑事事件を専門に取り扱っている法律事務所です。
ご家族等の身柄解放などをご検討中の方は,弊所の初回接見サービス等のご利用をご検討ください。
大阪府岸和田警察署 初回接見費用 39,600円)