直方市の覚せい剤取締法違反事件で逮捕 再犯の実刑判決回避には弁護士

2018-01-03

直方市の覚せい剤取締法違反事件で逮捕 再犯の実刑判決回避には弁護士

30代男性のAさんは、福岡県直方市内を警ら中の福岡県直方警察署の警察官に所持品検査された際に、覚せい剤を所持していたことが発覚し、覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕されてしまいました。
実は、Aさんは10年前にも覚せい剤取締法違反の罪で、懲役1年・執行猶予3年の判決を受けていました。
Aさんは、今回は実刑判決を受けてしまうことなるのかと不安になったので、接見に来た弁護士に相談することにしました。
(フィクションです。)

~薬物事件での実刑判決回避には~

覚せい剤取締法違反などの薬物事件は、薬物治療などの環境整備がしっかりできていなければ、再犯をしてしまう可能性が非常に高い犯罪です。
上記事例のAさんのように、過去に覚せい剤取締法違反を犯したにもかかわらず、再度、覚せい剤に手を出してしまったという相談も多く伺います。
相談の際には、「改めて薬物治療にもしっかり通うので、何とか実刑判決回避をすることはできないか」とおっしゃられる方が多いです。

執行猶予を付されるか否かの判断基準としては、まずは、犯行に至る経緯や犯行の態様、犯行を行った結果の軽重、犯行の危険性などの犯罪、それ自体に対する事情(「犯情」といいます)の評価が重要となります。
そのうえで、執行猶予を付す余地があるとされる場合においては、犯人の属性や様々な事情が考慮されることになります。
しかし、犯行それ自体が非常に重い類型の罪に当たる場合には、そもそも執行猶予が付される可能性は低く、反対に、そうでない場合には、犯情以外の情状事実が考慮され、執行猶予が付される可能性があることになります。

覚せい剤取締法違反では、上記で挙げたように、再犯を繰りしてしまうことが多く、再犯の場合は実刑判決となる可能性が高くなります。
依頼を受けた弁護士としては、本人の反省や薬物を断つことのできる環境を整備を改めてしていくことで、社会内更生が十分に可能であることを裁判所に主張をし、執行猶予の獲得を目指すことで、実刑判決回避に向けた活動を行うことになるでしょう。
そのためには、本人やご家族の努力が必要なのはもちろんのこと、覚せい剤取締法違反事件に強い弁護士への相談が力強いサポートとなります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、薬物事件を含む刑事事件を専門に取り扱う法律事務所です。
薬物事件で逮捕されてお困りの方、再犯での実刑判決を回避したいお考えの方は、ぜひ、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にお問い合わせください。
福岡県直方警察署への初回接見費用:41,400円