麻薬取締法違反事件で逮捕 ヘロイン所持での執行猶予は弁護士へ

2018-04-11

麻薬取締法違反事件で逮捕 ヘロイン所持での執行猶予は弁護士へ

福岡県北九州市の路上を歩いていたAは、福岡県戸畑警察署の警察官の職務質問を受け、任意で所持品検査を受けたところ所持品からヘロインの粉末が発見された。
福岡県戸畑警察署は、Aをヘロイン所持による麻薬取締法違反(麻薬及び向精神薬取締法違反)の疑いで現行犯逮捕した。
Aの家族は、執行猶予を求めて、薬物事件に強いと評判の弁護士に相談した。
(本件はフィクションです。)

~薬物事件と弁護士による情状弁護~

麻薬取締法(正式名称:麻薬及び向精神薬取締法)は、28条本文によって「薬取扱者、麻薬診療施設の開設者又は麻薬研究施設の設置者でなければ、麻薬を所持してはならない」と「麻薬」の「所持」を禁止しています。
本件ではAは、ヘロイン所持により現行犯逮捕されるにいたっています。
この点、麻薬取締法はその別表第1の16号において「ジアセチルモルヒネ(別名:ヘロイン)」が、同法で規制される「麻薬」に含まれるとしているため、ヘロイン所持は麻薬取締法によって処罰の対象となることになります。

本件のようなヘロイン所持事件の場合、弁護士による情状弁護によって執行猶予等の軽い刑事処分を得られる可能性があります。
実務上、薬物事件では、量刑を左右する事情とし、薬物の所持量や使用頻度、初犯であるかどうかなどが重要になってくるといわれています。
たとえば、本件Aによるヘロイン所持が、所持量が微量であり、かつ初犯であるような場合には執行猶予が得られる可能性もあるといえます。
このような量刑相場の判断には、薬物事件に関する豊富な経験が必要不可欠です。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、麻薬違反事件を含む薬物事件に強い弁護士が所属する刑事事件専門の法律事務所です。
麻薬取締法違反事件ヘロイン所持)で逮捕された方のご家族は、24時間365日対応の通話料無料のフリーダイヤル(0120-631-881)までお電話ください。
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福岡県戸畑警察署までの初回接見費用:4万40円