【否認事件に強い弁護士】名古屋市中区のLSD使用事件で逮捕には

2017-11-23

【否認事件に強い弁護士】名古屋市中区のLSD使用事件で逮捕には

Aは、名古屋市中区のクラブで知り合った男性から、酔い止めだという錠剤を受け取り、使用した。
しかし、Aはそのクラブからの帰り道、愛知県中警察署の警察官に職務質問され、そこからLSDの使用が発覚して逮捕された。
Aの家族は、弁護士事務所に相談電話をして、刑事事件に強い弁護士にAへの弁護士接見を依頼することにした。
(フィクションです)

~LSDを使うと何罪になるか~

LSDは、「麻薬及び向精神薬取締法」という法律で、使用が禁止されている薬物です。
強い幻覚作用のあるアッパー系の薬物で、スティーブ・ジョブズ等の著名人も使用経験があるといわれ、過去に流行しました。
LSD使用による刑事処罰の法定刑は、「7年以下の懲役」とされています。

~違法薬物だと知らずに使ったらどうなるか~

今回のAは、もらった錠剤がLSDであることを知らずに使用してしまったようです。
犯罪の成立には、故意が必要です。
そのため、使用した薬物が違法薬物であると知らなかった場合、罪には問われないことになります。

ただし、本当に違法薬物であることを知らずに使用したのであっても、警察官に逮捕されてしまう可能性はありますし、そのまま勾留され、起訴されてしまう場合もあります。
薬物を使用してしまった以上、警察は、違法薬物だという認識をもって使用したと考えて捜査します。
また、クラブ等で知らない人間から薬物を受け取った場合、その状況や値段等から、違法薬物であるという認識があっただろうと判断されるおそれもあります。

刑事事件において、「知らなかった」ということを、捜査機関に説明することは困難です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、否認事件も多く取り扱っております。
否認事件は、一般的に難易度の高い事件ではありますが、弊所では、刑事事件を専門に取り扱っている経験豊富な弁護士が弁護活動にあたります。
名古屋市否認事件にお困りの際は、まず弊所までご相談ください。
愛知県中警察署までの初回接見費用 35,500円