福岡市の覚せい剤密輸事件で逮捕 保釈請求について弁護士に相談

2018-01-10

福岡市の覚せい剤密輸事件で逮捕 保釈請求について弁護士に相談

Aは、暴力団関係者と共謀して、覚せい剤が隠匿されているスーツケースを国外から持ち運び、福岡県福岡市の空港の税関を通過しようとしたところ、これを遂げることができなかったとして、覚せい剤取締法違反及び関税法違反の疑いで福岡県福岡空港警察署に逮捕された。
その後、Aは同法違反の罪で起訴されることとなったが、裁判員裁判手続きに付されることとなった。
Aは起訴されてすぐに、自身の弁護士保釈請求をお願いしたが、裁判所からは却下されてしまった。
その後、最後の公判前整理手続きを終えたので、再度Aらは保釈請求を行うことにした。
(フィクションです。)

~保釈~

保釈とは、身柄を拘束されている被告人が、一定金額のお金(保釈金)を納付して身柄を解放してもらう制度のことをいいます。
一般的に、薬物事犯における保釈については、その再犯率の高さや、証拠隠滅が比較的容易に行えるほか、密行性があるという性質から困難が伴います。

そこで、保釈請求については法律の専門家である弁護士に依頼することをお勧めしますが、通常、弁護士にはそれぞれ専門分野があります。
保釈は起訴されて被告人となった方の身柄解放のための刑事弁護活動の1つであるので、刑事事件専門の弁護士の得意分野になります。
薬物事犯の起訴された方で、保釈をしてもらいたいという場合には、刑事事件専門の弁護士にご相談されることをお勧めします。
また、公判前整理手続きが付される裁判員裁判においての保釈請求については、高度の専門的な知識が要求されますので、やはり刑事事件専門の弁護士にご相談されることをお勧めします。
なお、過去の事件をみてみると、同種の事件の場合で、公判前整理手続きにより裁判の審理計画が定まり、証人についても絞り込まれたことを理由に、保釈が許可された事例もみられますから、覚せい剤事件だからと保釈をあきらめず、まずは弁護士に相談してみましょう。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は刑事事件専門であり、覚せい剤などの薬物事犯についての刑事弁護活動も多数承っております。
保釈についての刑事弁護でお困りの方のご相談も、もちろん承っております。
0120-631-881では、いつでも専門スタッフが弊所の弁護士によるサービスについてご案内しております。
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福岡県福岡空港警察署への初回接見費用:3万4,600円