【福岡市博多区で逮捕】麻薬密輸の否認事件に詳しい弁護士

2017-09-19

【福岡市博多区で逮捕】麻薬密輸の否認事件に詳しい弁護士

Aは福岡市博多区内の空港で入国手続を行った際、隠匿した麻薬を発見され、福岡県福岡空港警察署現行犯逮捕されてしまいました。
Aは運搬役として麻薬を持たされており、「中身が麻薬などの違法薬物だとは知らなかった」と容疑を否認しています。
Aが容疑を否認していることが今後の処分にどう影響するのか心配したAの母は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所まで連絡しました。
(このストーリーはフィクションです。)

~麻薬密輸入の故意の否認~

麻薬の密輸入により麻薬取締法違反の罪が成立するには、輸入の対象物が麻薬であることの認識が必要です。
今回のケースでは、輸入の際に麻薬であることの認識があったかどうかが最大の争点になることが予想されます。
薬物であることの認識について、覚せい剤の密輸入事件についての判例によれば、「覚せい剤を含む身体に有害で違法な薬物であるとの認識」があれば足りるとされており、今回の事件でも「麻薬を含む身体に有害で違法な薬物であるとの認識」の有無が問題となると考えられます。

Aのような運搬役は、犯罪組織に属しておらず、実際に自分が何を輸入しようとしているのかすら知らされないことが多々あります。
この様な場合、Aが「麻薬を含む身体に有害で違法な薬物であるとの認識」の有無は、以下の①~④などの点から判断されることとなります。
① 隠匿態様
② 報酬を受け取っているか
③ 税関検査時の言動に不審な点はないか
④ Aの弁解の合理性

そして、これら①~④などの事情を解釈し、故意を否認する主張につなげることこそ弁護士の仕事です。
この主張が認められれば、無罪を獲得できる可能性もあります。
しかし、麻薬の密輸入による麻薬取締法違反の場合、1年以上の有期懲役が科せられ、関税法違反の罪も併せて起訴されれば、相当高い量刑となることも予想されますから、麻薬密輸入事件で困ったら、薬物事件に精通した弁護士にご依頼いただくことをお勧めいたします。

そこで、福岡市で、麻薬密輸入など麻薬取締法違反をはじめとする薬物事件でご家族の方が逮捕された際には、まずは弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご連絡ください。
もちろん、否認を貫くことにもリスクがございますが、そのリスクについても刑事事件を専門とする弁護士が丁寧にご説明させていただきます。
お問い合わせ電話番号は0120-631-881です。
24時間ご相談予約・初回接見お申込みを受け付けております。
福岡県福岡空港警察署までの初回接見費用:3万4,600円