福岡の情状弁護に強い弁護士!筑後市の覚せい剤事件で逮捕・起訴に

2017-08-27

福岡の情状弁護に強い弁護士!筑後市の覚せい剤事件で逮捕・起訴に

福岡県筑後市に住むAは,覚せい剤使用の疑いで福岡県筑後警察署逮捕されたが,過去にも違法薬物の使用といった,同種の前科を有していた。
前回,有罪の判決をうけたとき,Aから「二度と違法薬物には手を出さない」と言われ,これを信じていたAの妻は,Aが深刻な薬物の依存症に陥っているのではないかと心配した。
Aの妻は,Aについて起訴される見込みだと捜査官から聞かされたので,情状弁護について,刑事事件を専門とする弁護士に相談をすることにした。
(フィクションです。)

~情状弁護とは?~

情状弁護とは,一般的に,被告人の刑事処分を軽くすることをめざす刑事弁護活動のことをいいます。
犯罪を常習的に繰り返してしまう被告人の中には,規範に対する意識が欠けているということではなく,ある特定の犯罪行為に対する強い衝動に駆られてしまい犯行に及んでいるというケースが少なくありません。
その典型が,覚せい剤等の違法薬物の依存症に陥っている患者が,使用犯罪を繰り返すという例です。
情状弁護においては,こうした薬物事犯のようにとくに再犯可能性が問題になる場合,社会に戻った後の生活に対する関心の高さを意識した弁護活動も求められます。

覚せい剤などの薬物事犯は,通常の犯罪の再犯率に比べ,圧倒的に再犯率の数値が高いです。
これは,覚せい剤などの違法薬物の依存性の強さが原因であると言われています。
一度違法薬物の依存症に陥った被告人が,内省を深めるというだけでは再犯を防止することは困難です。
こうした場合では,DARC(ダルク)などの自助グループによるミーティングや,専門の治療期間による認知行動療法等の治療プログラムを継続的に受けることが重要です。
こうした自助グループ等との連携を早期に行うことが,社会に戻った後の生活の準備として,情状弁護につながることになります。
過去には,同種前科1件,覚せい剤若干量使用の場合で求刑懲役2年,量刑懲役1年6月と,減刑となった事例が存在します。
このような活動は,専門的知識を備えるとともに,専門家との協力関係を築いている,刑事事件を専門とする弁護士にご依頼されることをお勧めします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士刑事事件専門であり,薬物事犯についての刑事弁護活動も多数承っております。
情状弁護についてのご相談は,弊所の弁護士までお問い合わせください。
福岡県筑後警察署への初回接見費用:4万1,700円