早期の弁護人接見を!町田市のコカイン所持事件で逮捕されたら

2017-10-09

早期の弁護人接見を!町田市のコカイン所持事件で逮捕されたら

Aは、東京都町田市の路上で、警視庁町田警察署の警察官から職務質問を受け、コカインを所持していたとして麻薬取締法違反逮捕された。
Aの家族は、弁護士を依頼したいと考えたが、弁護士に接見を依頼することでどのようなメリットがあるか知りたいと思い、まずは刑事事件に強い法律事務所に相談電話をした。
(フィクションです)

~弁護人との接見交通権~

弁護人との接見交通権とは、身体の拘束を受けている被疑者又は被告人の、弁護人と立会人なしで接見し、又は書類・物の授受をすることができる権利(刑事訴訟法39条1項)をいいます。
これは憲法の保障により、由来するものです。

判例は、被疑者の弁護人との接見交通権は、被疑者が、「弁護人を選任した上で、弁護人に相談し、その助言を受けるなど弁護人から援助を受ける機会を持つことを実質的に保障しているもの」(最大判平11.3.24)であるとしています。

~弁護人との接見交通権のメリットとは~

では、弁護人との接見交通権があることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
例えば、
・黙秘権(憲法38条1項)や、適正手続(憲法31条)を担保すること
・外界と遮断されている被疑者の外界との窓口となり、心理的安定に資すること
・被疑者側の公判への準備活動を可能にすること
などがあげられます。

弁護人との接見交通権があることで、被疑者・被告人の権利を守ることに繋がります。
コカインの(営利目的のない)所持の法定刑は「7年以下の懲役」です。
非常に刑が重いため、早期に弁護士に依頼し、まずは弁護人が逮捕されている被疑者のもとに接見に向かい、事件の詳細について弁護人に伝えることが重要です。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、コカインなどの麻薬取締法違反も含めた薬物事件を多数取り扱っています。
薬物事件などで逮捕された方の、弁護人接見に関するご質問・ご相談も承っております。
まずは弊所のフリーダイヤル0120‐631‐881まで、お問い合わせください。
初回無料法律相談初回接見のご予約は、いつでも受け付けています。
(警視庁町田警察署までの初回接見費用 37,800円)